見えない敵 前編
[3/5]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
ーフェクトガンダムとEZ-8をできるだけ引き付けて。私はその援護にまわる」
「おいちょっと待て。なぜ俺? 」
見えない敵をどうやって撃破しろと?
「大丈夫。策は思いついたから」
少しどや顔で言ってきた。
シノから口に出してきた策を聞くと、まあ不可能ではないとわかったが、肝心の罠に関しては無いようだった。
ーーー−−石牧学校の会議室
「よう参謀キハラ。天之川学園のDVD持ってきたぜ」
「参謀って…………まあいいか。ありがとうオノ。じゃあ早速見てみよう。ミサカさん、始まるよ」
「………」
DVDを見終わるのと、キハラが眼鏡を上げてた。
「まずはケルサスガンダム。見るところ射撃系武器はサブマシンガンしか装備していない。けど、これを使う回数は限りなく少ない。しかも命中精度が極端に低い。接近武器はビームサーベルと、後ろに装備している剣だけだね。こちらは射撃はダメでも、剣術に関しては飛び抜け腕がいい。背中の剣は、おそらく粒子を纏って剣撃の速度と威力を上げている。この黒い妖精の羽は、見ての通り機動を上げたり飛べたりするようにするためだね」
「おーおー。一回見ただけでそこまで見抜くか。やはりお前は腹黒眼鏡だな」
「やめてよオノ。僕は別に黒くないよ」
「自覚症状がないのがまた怖いな」
「はぁ………とにかく、話を再開させるよ。フリーダムは他の二機よりも機動力がある。後ろに装備されているブレイドファングには気を付けるように。あとは、さらに装備されているビーム砲かな。そして、回避技術もある。けど、癖なのかキラ・ヤマトと同じ戦い方をする。これならseedを見て、同じ対策をとればいい」
「なるほど。じゃあ後でフリーダムが落とされる話とか、戦い方をを見ればいいわけか」
「けど、きちんと他にも対策を考えるよ。次はV2バレットスナイパー。これは狙撃に特化している機体だね。頭部をサバーニャにして、狙撃ライフルも改造されて距離を伸ばしている。オノは特に気を付けてね」
「おうよ!任せろ! 」
「じゃあ続きを。そして、ファンネルを二基装備している。これは攻撃したりもできるし、ビームシールドを発生できるようにしてある。あと、うしろのガトリング。あれは滅多に使うことがないから、あまり気にしなくていいよ」
「わかった。んで、今回はどんな作戦だ? 」
「それはね………」
眼鏡を上げて微笑む。
ーーー−−
そして試合の日。
「ただいまより、宮城予選全日本ガンプラバトル選手権中高部三回戦、第二試合。天之川学園、チームトライホープ対。石牧学校、チームコードの試合を開始します」
『GUNP
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ