聖剣&炎帝VS千里見通す雷皇
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チマジックキャンセルアークエネミー)。それが斬魔・鳴神だ!!」
ライトはそう言うと、フロラを切り裂く。
「くうっ……!」
魔法で防げないフロラは吹き飛ばされ、ジンとゼツの方に飛んでいく。
「グアッ!」
「アダッ!」
フロラがジンにぶつかり、ジンがゼツにぶつかる。
「刻を斬れ、『斬魔・鳴神』!!」
空間を斬ると、そのままフロラ、ジン、ゼツに貫通して斬撃が通る。
「フロラー、あと頼むわー……」
ゼツはそのままHPをゼロし、
「……俺の出番少ないなぁ」
ジンもHPをゼロにして消えた。
「……うわ、酷い」
「情けなんて、とっくの昔に消えてるんだよ」
ライトは悔しげに言い放つと、野太刀を構える。
「そろそろ終わりにしようぜ?これ以上は義手も持たねぇからなぁ」
「……良いぜ。俺もそう思ってた所だ」
フロラはそう言うと、オッドアイの眼を光らせる。
そして、動いた。
「<ハンニバル・スラッシャー>ッ!!」
神速の剣撃が、ライトに放たれる。
そして、ライトは。
「見せてやるよ、蒼の力を<ブラックオン・スロート>ッ!!」
振り上げた野太刀が、神速の双刃にヒットし、フロラの体制が崩れた。
「オラァアアアアアアッ!!」
斬り下ろし、切り上げ、斬り下ろし、斬り下ろし、切り上げ、斬り下ろし。
無数の剣撃がフロラのHPを容赦なく削っていく。
「スルトの防御力も、その野太刀の前じゃ皆無って事かよ……っ」
苦痛の顔でフロラが言うと、スルトの神降ろしが解け、生身になる。
「止めだぁあああああっ!!」
闇と橙を纏ったライトが一閃し、フロラのHPをゼロにした。
「見たか、これが死ぬ気の炎と、蒼の魔道書の力だ!」
右拳を上げ、ライトは叫んだ。
『勝負あり!!勝者ジン&ライト!!』
ライトはジンを立たせると、野太刀を仕舞った。
「悪かったな、一緒に斬っちまって」
「……まぁ、反省してるなら良いよ。あの時は一緒に倒せるチャンスだったもんな」
ジンがそう言うと、ゼツが割り込んでくる。
「おい、何で二度も負けるんだよ俺が!!」
「……いや、まぁ、それは作者に言ってくれよ」
『俺も馬鹿とは戦わせたかったんだけどね?』
「じゃあ戦わせろサシで!!」
『……あい、了解。トーナメント終わったらスペシャルマッチ組むから我慢してくれ』
「ぜっつつたいだな!?」
『アルカディアの見旗に誓って。それと、闇神に誓って』
俺はそう言うと、隣の馬鹿はヤレヤレといった感じで頷いた。
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