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アカメが斬る! 抜刀必殺の帝具使い
第六話
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「そうだったっすね。まさか自分の仲間燃やしまくられたやつに気に入られるとは思わなかったっすよ」

 当時から自分は帝具使いだったはずなんすけど、どうしてかレインの適合者としても問題なかったみたいで、しかもそのまま使えるようになるとは、思ってなかったんすよね。まあ気に入られたなら、ってことで何で燃やしてたのかを聞いてみたんすけど、

『適合者以外はいらないから、燃やしてた。今ではヘインを除いても二人間違いなく大丈夫な人がいるけど、あの人たちは触れた瞬間、反射的に燃やしちゃいそうだから。もうちょっと待って〜』
「いいっすよ。時間をかけたおかげで大分あの考えも変わってきたっぽいっすけど、まだ無理なら強制はしないっす。知られた時は、ほんの少しの会話でいいんでしてくださいっすよ?」
『それは約束するよ〜。私が両手剣型だって思われてる間は、このままだけど〜』

 もうそれでもいいっす、と心の中で返しながら顔をあげたら、なんか美人さんがボルスさんの隣に、小さい女の子がボルスさんの腕の中にいたっす。
 ・・・・・・え?これどういう状況っすか?

「だから私は辛いことがあっても、家族がいれば全然平気」

 ああ、家族。ならあの人たちは奥さんと娘さんってことなんすね。
 ホントに、ものすごい美人さんじゃないっすか。どんだけすごいんすか、ボルスさんって・・・
 ・・・・・・自分も、彼女欲しいっす。

『ファイト〜。候補は意外と身近にいるかもよ〜?』

 そうだと、いいんすけどねぇ・・・

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