32ギャスパー覚醒
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ャスパーを一喝する。
「ギャスパー!!自分から立ち上がらないと何も始まらない!!てめぇには立派なもんがついてんだろうがぁぁぁぁぁぁああッッ!!!」
左手を突き出すと、血の付いたアスカロンがギャスパーに向けて伸びる。寸前のところで止まったアスカロン。ついていた血が、ギャスパーの口元に付着する。
「――飲めよ。最強のドラゴンを宿している俺の血だ。それで男を見せてみろッ!!」
俺の言葉にギャスパーは強く頷き、下で口元に付着した血を舐め取った。
その瞬間、俺の全身に言い知れない悪寒が走った。俺はアスカロンを収納しようとギャスパーに目を向けた時――。
そこにギャスパー達の姿はなく、周りを見渡すとヤマトのそばに雪、秋、レナの三人の姿があり、ギャスパーの視線を周囲から感じた。
その様子に女魔術師たちがざわめき出す。
チチチチチチチチ。
不気味な鳴き声がしていて、周囲には無数のコウモリが飛んでいた。
コウモリの集団が女魔術師たちに襲い掛かる。
「クッ、変化したのか!吸血鬼め!」
「おのれ!!」
女魔術師たちはコウモリに攻撃しようとするが
「フレイムジャッチメント!!」
女魔術師を包むように炎が吹き出す
「「「「ぎゃぁぁぁぁぁぁ」」」」
ばたん
女魔術師たちはほぼ全裸の状態で床に倒れた
「死に近い苦しみを味わってもらった」
ヤマトがやってやったぜ!的な顔で話しかけてくる
「ありがとうございます。ヤマト先輩」
ギャスパーがコウモリから人に戻りヤマトにお礼を言った
「気にするな、俺は仲間を傷つける奴らは容赦なく潰す」
「お兄さまのところに戻りましょう」
ドカン!
グランドの方から何かがぶつかった音が聞こえた
「やっぱりか!ヴァーリ・ルシファー!」
続く
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