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転生とらぶる
マブラヴ
ゲート 自衛隊彼の地にて、斯く戦えり
0914話
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 当然技術班が作り出した翻訳機を通してだ。
 剣の如き姿だったサラマンダーが、いきなり人の姿に変わって驚いたのだろう。こちらを指さしながらざわめきに満ちていた帝都の……そして城の奴等が静まりかえる。
 それを逃す事無く口を開く。

「帝国の皇帝、モルト・ソル・アウグスタスに告げる」

 その言葉が広まった瞬間、城の周辺にいる者達が驚愕でざわめいているのが分かる。
 まぁ、無理はない。帝国の皇帝……この地では最も神聖で尊いとされている人物を呼び捨てにしたのだから。

「俺はアクセル・アルマー。シャドウミラーの代表をしている。……いや、こう言ってもお前達のような未開の蛮人には理解出来ないか。それではこう言えば理解出来るか? お前達が門を通って攻め込んだ先の国の代表だと」

 攻め込んだ国の代表。その言葉に再びざわめく民衆。だが、俺はそれに構わず言葉を続ける。

「既に知っていると思うが、お前達が用意した軍勢は無様にも負け、その殆どが死ぬか捕らえられた。だが、貴様等が己の分も弁えずに俺達シャドウミラーに攻め込んできた以上は懲罰を与えなければならない。分かるな。お前達の如き未開の蛮族が俺達に対して敵対した以上、相応の態度を取る必要があるということだ。モルト、聞こえているな。歴史上希に見る無能な皇帝よ。今からお前がシャドウミラーに対する服従の印として、素っ裸になって首に首輪をして地面に身体を投げ出して謝罪しろ。そうすれば貴様等のような三流国家に相応しい対応をしてやろう」

 サラマンダーの外部スピーカーから流れた声に、今度はざわめくことなくシンと静まりかえっているのが分かった。
 皇帝をここまで虚仮にしたんだから当然か。

「どのみち帝国の後継者は単細胞で愚鈍な馬鹿と、難しく考えるだけが取り柄の自称知性派と、碌でもない無能しか揃っていないんだ。まぁ、お前のような無能極まりない皇帝の血を引く人物である以上、有能な跡継ぎが存在する事は有り得ないがな」

 有力な皇帝の血を引くのはもう1人、皇女もいるらしいと捕虜から聞いてはいるが、こっちは皇位継承権には全く興味がないらしい。
 なんでも毎日騎士団ごっこをしているとか何とか。
 ……ただ、その騎士団ごっこも馬鹿にしたものではないらしく、一種の士官学校的な側面を持っているという話だ。能力的には皇帝の子供の中では最も高いような節がある。

「どうした? 愚かなる帝国の皇帝、即ち愚帝よ、わざわざお前達が敵対した国の代表がこうして出向いてやったというのに、姿を見せる事も出来ない腰抜けなのか? まぁ、お前の無能さを考えればそれはしょうがないだろう。そうやって城の奥で怯えて縮こまっているのがお似合いだ。それしか出来ないような無能なのだから。だからこそ俺達シャドウミ
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