マブラヴ
ゲート 自衛隊彼の地にて、斯く戦えり
0913話
[5/5]
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き [2]次話
粘ってアクセルを困らせるのもいいが……』
「おい」
崇継の言葉に思わず呟く。
すると、それを見た崇継も小さく肩を竦めて笑みを浮かべる。
『このままからかっていると色々と怖い事になりそうだから、この辺で失礼するよ』
その言葉に頷き、通信を切ろうとしたその瞬間。
『そう言えば、恭子の方には連絡しているかい? 彼女も結構アクセルの事を心配していたから、連絡はした方がいいよ』
「……そうだな、気にとめておくよ」
そう告げ、通信を切る。
相変わらず崇継の狙いが分からない。
恭子を俺に宛がうように動いているのは分かっている。だが、それで何を狙っているのか。
まさか、崇継に限って俺に女を宛がって日本に対して有利な状況にしよう……なんて、ありふれたものではないと思うんだが。
だが、そうなると逆に狙いがさっぱりと分からなくなる。
いや、今はそれを考えてる時じゃないか。
通信の着信が未だに続いているのを思えば、何らかの用件があるのは事実なんだろう。
そう判断し、通信を受信すると……
『アクセル代表、帝国に動きがありました。かなりの数の軍勢が帝都の近くに集結し始めています』
量産型Wからのそんな報告を受け取るのだった。
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ