16日目 ゆういちはしょうかんされた
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パパスの親父さんの件をどうにかしてあげたいと思う。
親父さんの亡骸がどうなったのかわからないけど、亡骸があればどうにか出来るかもしれない。
親を殺され、嫁さんを攫われ、石にされ、可愛い盛りな子供の成長も見られないとか、不憫過ぎるだろ。
それに、彼はモンスター使いで、俺はエルヘブンの民じゃないけど、モンスターと仲良くなれる方法聞いてみたいし、チーム呼びしてみたい。
下心があるけど、力になって上げたいのは本音ですよ。
翌日、バニングスと月村は学校を休み、高町と橘が心配してた。
放課後、帰るのに校門出ると、月村家のメイドさんがいて、
???「杉田様 お嬢様がお呼びです ご同行願えませんか?」
う〜ん、あんな事あったし、事後調査でもすんのかな? と思い、メイドさんに了承の旨を伝え、メイドさんが乗って来ていた車に乗り、これから月村邸に向かう事になる。
月村邸に着き、応接室に通されるとそこには、忍さんの他に、昨日いた若い男性、月村とバニングスがいた。
メイドさんに空いてる椅子を引かれ、座るように促されて着席すると、
忍「いらっしゃい 杉田君」
なんか雰囲気が違う忍さん。
その隣にいる男性からはキッツイ視線向けられてるし、一体何やねん!?
忍「昨日の何があったかは 大体すずかとアリサちゃんから聞いてる 杉田君 回りくどい事は嫌いだから 単刀直入に聞くわ 貴方 何者?」
前振り短く、唐突に聞かれた。
月村とバニングスに顔を向けるも、月村は黙ったまま俺を見返し、バニングスは下を向き俺を見ようとはしない。
それと、若い男性。
そもそもこの人誰? って見てると、
忍「彼は高町恭也 私の恋人で護衛もしてくれてる人よ だから安心して」
いゃ、そんなもん知らんがな!! ほぼ第3者の関係ない人じゃん!
忍「それで 貴方は何者かしら 杉田君?」
俺をジっと見つめ、【話しなさい】と言わんばかりの威圧感出してるし、高町さんとやらは、ジっとじゃなくギロって感じで睨んでる。
何でこんな尋問的な事をされんとイケンのかわからんから、
悠一「昨日の件だと思って来ましたが 違うみたいですね それに答えて 何か意味あるんですか?」
忍さんの思惑が何なのか聞いてみる。
忍「そうね アリサちゃんも知った事だから言うけど 私とすずかは夜の一族 いわゆる吸血鬼って呼ばれる存在なの それを知られたからには それ相応の代償がいるのよ」
何ソレ? 一方的過ぎね?
忍「そして 杉田君 君は 私達と違う力を持ってると聞いたわ そして誘拐犯の事も何か知ってるみたいね 壺の様なモノに犯人を吸い込んでたって聞いたわ」
は
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