26授業参観
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らいに」
ため息を吐きながらリアス様は言う。
「ソーナちゃん、どうしたの? お顔が真っ赤ですよ? せっかくお姉さまである私との再会なのだから。もっと喜んでくれてもいいと思うよ? 『お姉さま!』『ソーたん!』って抱き合いながら百合百合な展開でもいいと思うのよ、お姉ちゃんは!」
支取先輩は遺憾そうな表情で言う。
「……お、お姉さま。ここは私の学舎であり、私はここの生徒会長を任されているのです……。いくら、身内だからとしてもお姉さまの行動は、あまりに……。そのような格好は容認できません」
「そんなソーナちゃん! ソーナちゃんにそんなこと言われたら、お姉ちゃん悲しい! お姉ちゃんが魔法少女に憧れているって、ソーナちゃんは知っているじゃない! きらめくスティックで天使、堕天使をまとめて抹殺なんだから☆」
「お姉さま、ご自重ください。魔王のお姉さまがきらめかれたら小国が数分で滅びます」
まぁ、魔法少女じゃなくて魔王少女だからな。
イッセーと匙が少し離れたポジションで小声で話していた。
「なあ、匙。先日の堕天使幹部が来襲してきたとき、会長はお姉さま呼ばなかったけど……これを見る限り、仲が悪いからってわけじゃないよな?」
「逆だ、逆。話ではセラフォルー・レヴィアタンさまが妹を溺愛しすぎているから、呼ぶと大変なことになるってさ。妹が堕天使に汚されるとわかったら、何をしでかすかわからなかったらしいんだよ。即戦争だよ。あそこはセラフォルーさまを呼ばずにルシファーさまを呼んで正解だ。しかし、俺も初めてお会いしたけど、これは……」
その後、レヴィアタン様がシトリー会長を追い掛け回したりする等の騒動を経て魔王様達は冥界へと帰って行き、その後部活の為にオカ研の部室に入った俺達に、リアス様は重大発表をした。
「皆、良く聞いて。この前のレーティング・ゲームでライザーとその眷属に対して圧勝した事、そしてコカビエルがこの街に侵入した事件で適切な対応を取って鎮圧した事…これらを魔王様達が認めてくれて、私の『僧侶』…アーシアの他にもう1人いる『僧侶』の封印が解かれる事になったわ」
これでグレモリー眷属全員集合できるのかな?
続く
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