26授業参観
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う衣装ってもんがあるでしょう。困りますよ」
「えー、だって、これが私の正装だもん☆」
匙が注意を促すが、聞く耳を持たない
「何事ですか? サジ、問題は簡潔に解決しなさいといつも言って――」
支鳥先輩はそこまで言いかけて、魔女っ子を見かけるなり、言葉を止めた。
「ソーナちゃん! 見つけた☆」
魔女っ子は支鳥先輩へ駆け出し前に立つ
「ああ、セラフォルーか。キミもここへ来てたんだな」
サーゼクスの言葉に疑問符を浮かべているイッセーにリアス様が言う。
「レヴィアタンさまよ」
ポカンとするイッセーにリアス様はさらに説明する。
「あの方は現4大魔王のお1人、セラフォルー・レヴィアタンさま。そしてソーナのお姉さまよ」
「ええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええッッ!」
イッセーの絶叫が廊下にこだまするって! マジうるせぇ!
「セ、セラフォルーさま、お久しぶりです」
「あら、リアスちゃん☆ おひさ〜☆ 元気にしてましたか?」
いつも通りかわいらしい口調で笑顔がかわいい
「は、はい。おかげさまで。今日はソーナの授業参観に?」
「来た目的は、もちろんソーナちゃんの授業参観よ☆ 」
リアス様がイッセーに挨拶するように言う。
「ご、ごあいさつしなさい、イッセー」
「は、はじめまして、兵藤一誠。リアス・グレモリーさまの下僕『兵士』をやっています! よろしくお願いします!」
「はじめまして☆ 私、魔王セラフォルー・レヴィアタンです☆ 『レヴィアたん』って呼んでね☆」
相手が魔王ということで緊張しながら挨拶するイッセーと、ピースサインを横向きでチョキする、軽いノリの魔王レヴィアタン。
「ねぇ、サーゼクスちゃん。この子がドライグくんなの?」
「そう、彼が『赤い龍』を宿す者、兵藤一誠くんだ」
レヴィアたんはこんどはもう1人の紅髪の男性に視線を向けた。
「あらあら、グレモリーのおじさま」
「ふむ。セラフォルー殿。これはまた奇抜な衣装ですな。いささか魔王としてはどうかと思いますが……」
「あら、おじさま☆ ご存じないのですか? いまこの国ではこれが流行りですのよ?」
うん。一部では流行だな。ごく一部の会場とかでは。
「ほう、そうなのですか。これは私が無知だったようだ」
「ハハハハ、父上。信じてはなりませんよ」
レヴィアたんとリアス様の親御さんのと会話に困惑するイッセーに、リアス様は魔王のことを説明する。
「言いたくなかったけれど、現4大魔王さま方は、どなたもこんな感じなのよ。プライベート時、軽いのよ。酷いぐ
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