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リリなのinボクらの太陽サーガ
A's編 覚醒
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語で返したら即座に英語で返して来るとは……伊達に秀才を気取っていないな。

「も……英語、ダメ……がくっ」

「なのはちゃん再起不能(リタイア)ッ!!」

「得意科目の数学はアリサちゃんより強いのに、ほんと文系全般弱いね、なのはちゃん」

「大体英語って文系理系の進路問わず出るんだから、なのはお得意の不屈の心とやらで頑張りなさいよ」

「だってぇ……こういう英語だらけの文章見てると、途中でわかんなくなって頭グルグルするんだもん……」

「ならやる気が出るかもしれない話をしてやろう。クロノ曰くミッド語は英語に文法も字面も酷似しているから、おまえの大好きな魔法はこういう文字で構成されているのだぞ?」

「え…………!?」

「ああ、そういえば管理局に形式上誘われていたんだったな、なのはは。ま、正式に入るかどうかはさておき、今後も魔法と関わり続けたいのなら、少なくとも英文をすらすら読めるレベルまで上げる必要がある。翻訳魔法は口頭の会話なら訳してくれるが、報告書などの文字とかはそのままなのだからな」

「う、うそぉ〜〜〜〜!!!!?」

「あぁ〜っと! なのはちゃんの魔導師生命に65535のダメージ!!」

「わぁ、即死級だ。確かになのはちゃんにとって、言語の壁は恐ろしく高いよね。でもやる気が出たかは微妙そう……」

「そもそも国どころか世界が違うのに言葉が通じてるだけ、はるかにマシでしょ。ちょうど今外国語の勉強をしてて、他の言語圏の人との意思疎通がどれだけ難しいかわかるし、管理局に将来本当に入りたいのなら、これぐらいの試練乗り越えられるでしょ?」

「ぅぅ……ジュエルシードなんかより断然強敵だよぉ〜……」

さり気なく地球滅亡の危機が、英語の勉強に脅威度で負けていた。そこまで英語が苦手か……、……よし。

「それなら次の英語のテストまで特別カリキュラムを組むか? 以前の実力テストが確か42点だったから……」

「ちょっと待って!? なんでサバタさんが私の英語の点数を知ってるの!?」

「以前翠屋に行った時、桃子から聞いた」

「おかあさぁ〜ん!!?」

「次のテストは期末試験だから、大体一か月後。それまでの間に点数を少なくとも10点上げられるぐらい実力をつけさせよう。よし、そうと決まれば早速士郎にその旨を相談―――」

「わぁー!? 待って待って! お父さんに言うのはちょっと待ってほしいのぉー!!」

電話を取ろうとした俺の脚にまとわりつくなのは。それを見ている外野は微笑ましい視線を向けてきていた。特にはやては大っぴらにして笑っていた。

「あはは! まるで塾に行かせようとする母親と、それを必死に止める子供みたいな構図やな!」

「笑いごとじゃないの!!」

「まあま
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