プロローグ改
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も抜け道は存在する。
口では入るなと言いつつも、やはりその中にあるであろう技術は欲しい。
嘗てダンジョン内で神秘術が発見されて人類が目まぐるしい発展を迎えたのと同じように、魔物をも恐れずに暮らせるほどの何かがそこに眠っているのではないかと希望を抱いている。
だから――リメインズで発見した新技術や新発見を全て提供する代わりに報酬を与える、という条件付きでリメインズに入ることを許されている人間がいる。
その名は「マーセナリー」。
リメインズで得られるであろう「何か」を売りさばき、一獲千金を夢見る命知らずの傭兵たちである。皆そこに求める者は様々だが、その殆どにとって「命よりも欲しい物がある」という点において共通していた。
彼と彼女にもまた、平穏や名誉よりも浅ましく渇望するものがある。
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