インベーティング:それぞれの道
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…ボゥ・ボゥ・ボゥボゥボゥ!』
フレイムドラゴンに変身した俺は、奴に叫ぶ。
『幻想も運命も知ったことか!幻想や運命にすがる位なら……行き当たりばったりで行くしかねぇだろうが!!』
『……良く決意した、赤き竜と蒼き稲妻の竜の継承者。さぁ、見事御してみよ!コレが……真の皇の雷撃よ!!』
奴は叫ぶと、術句を放つ。
『【叫べ叫べ叫べ。天高く登りし稲妻の雷帝よ。そなたの叫びを轟かせよ。一つは赤き焔を撒き散らせ、一つは白きほうこうをもたらし天を光らせ照らし、一つは黄き破壊をもたらし全てを消滅させ、疾風は更なる破壊をもたらさん。穿て、全ての物を。貫け、我が前に立ち塞がる悪き物を。我が契約の名は雷皇。契約により生来せよ、灰燼の化身。無慈悲の剛雷。ーーーーー全てを捉えて焼き尽くせ雷神の槌】!』
途端、地面と天に魔法陣が展開、俺の身体は固定される。
『元の姿のまま、元の場所へ帰れ、その時、お前は真なる皇の雷撃を手に入れている筈だ。死ぬなよーーーーー【デトロイト・ミョルニール】!!』
そして、俺の意識は白い雷撃によってかき消された。
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