三大勢力とヴァンパイア
25堕天使の総督とお兄様
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帝だと思うのだが」
サーゼクスがイッセーへ視線を送る。魔王さまに見つめられ緊張している
「あなたが魔王か。はじめまして、ゼノヴィアという者だ」
会話に介入してきたのは新人悪魔でデュランダル使いの『騎士』、ゼノヴィアだ。
「ごきげんよう、ゼノヴィア。私はサーゼクス・ルシファー。リアスから報告を受けている。聖剣デュランダルの使い手が悪魔に転生し、しかも我が妹の眷属となるとは……正直耳を疑ったよ」
「私も悪魔になるとは思っていなかったよ。いままで葬ってきた側に転生するなんて、我ながら大胆なことをしたとたまに後悔している。……うん、そうだ。なんで私は悪魔になったんだろうか? やけくそ? いや、だが、あのときは正直、どうでもよくて……。でも、悪魔で本当に良かったのだろうか?」
また頭を抱えて考え込むゼノヴィア。
「ハハハ、妹の眷属は楽しい者が多くていい。ゼノヴィア、転生したばかりで勝手がわからないかもしれないが、リアスの眷属としてグレモリーを支えて欲しい。よろしく頼むよ」
「聖書にも記されている伝説の魔王ルシファーにそこまで言われてはあとに引けない。どこまでやれるかわからないが、やれるところまではやらせてもらうよ」
ゼノヴィアの言葉を聞き、サーゼクスは微笑む。その微笑みはリアス様のものとそっくりだった。
「ありがとう」
サーゼクスのお礼を聞いて、ゼノヴィアも頬を少しだけ赤く染めていた。
「こうして話すのは久しいな、サーゼクス」
「こら、ヤマト」
リアス様が俺に怒るが
「いいんだ、リアス。彼は私の友人だからね。そうだね最近会ったが話すのは数百年ぶりだね」
リアス様の頭をなでるサーゼクスに
「で、泊まる場所は確保しているのか?」
問うと
「君の家に泊まるつもりできたよ」
やっぱりか〜
「わかった。部屋は俺の部屋でいいか?」
「構わないよ」
「なら、これで解散でいいか?」
俺はリアス様への向き聞く
「そうね。これで解散にしましょう」
さっさと帰ろっと
部室で解散して俺達は転移魔法で家にもどって夕飯を食べ寝ることした
「起きてるかい?ヤマトくん」
「なんだ?」
「リアスのこと好きかい?」
何を当たり前なことを聞く
「好きだ、俺の彼女だそ?」
「そうなのかい?」
あれ〜何でしらないの?
「そうだよ。てっかなぜ知らぬ」
「リアスは彼氏はいると言っただけで誰とは言っていなかった。そうか、ヤマトくんなら妹を任せられる」
「もう寝るぞ」
「ああ、お休み」
続く
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