22聖魔剣とコカビエル
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かよぉぉぉぉ!」
フリードが徐々に焦りが出で来る。
今度は『透明の聖剣(エクスカリバー・トランスペアレンシー)』の力だ。
だけど、殺気の飛ばし方を変えなければ、いくら刀身がみえなくても―――。
ギィイン!ギィィン!ギィィン!
透明な刀身と木場の剣が火花を散らす、フリードの攻撃をすべていなした。
「――――ッ」
フリードは目元を引きつらせる。
「グレモリー眷属の『騎士』よ。同盟は継続中か?」
「もちろんだとも」
「なら、共にあれを壊そう」
ゼノヴィアが介入し、右手に宙に広げる
「ペトロ、バシレイオス、ディオニュシウス、そして聖母マリアよ。我が声に耳を傾けてくれ・・・」
ゼノヴィアの右手の場所に一本の剣があらわれる
おいおい、あれを使うのかゼノヴィア
「この刃に宿りしセイントの御名において、我は解放する。デュランダル!」
「デュランダルだと!?」
「貴様!エクスカリバーの使い手ではなかったのか!?」
バルパーだけでなく、コカビエルも驚きを隠しきれなかった
「残念、私は元々聖剣デュランダルの使い手だ。エクスカリバーの使い手も兼任していたに過ぎない」
デュランダルとエクスカリバーの二刀流を構えるゼノヴィア
「そんなバカな!私の研究ではデュランダルを扱える領域まで達してはいないぞ!?」
「それはそうだろう。人工的なデュランダル使いは創れていない。イリナや他の奴らと違って、私は数少ない天然の聖剣使い。
つまり、最初から聖剣に選ばれた者だったんだよ。そしてデュランダルは想像を遥かに超える暴君でね。
触れた物質を全て斬り刻むし、私の言う事もロクに聞かないから、こうして異空間へ閉じ込めておかないと危険極まりない聖剣さ」
「そんなのアリですかぁぁぁ!?ここに来てまさかのチョー展開!クソッタレのクソビッチが!そんな設定いらねぇんだよォォォォ!」
フリードが殺気をゼノヴィアに向け、枝分かれした透明の剣を放つが、
ガギィィィィン!!!!
ゼノヴィアのたった一撃で、透明となっていたエクスカリバーが砕かれた
「やはり、所詮は折れた聖剣か。このデュランダルの相手にもならない」
当たり前だ!
「マジかよマジかよマジですかよ!!伝説のエクスカリバーちゃんが木っ端微塵の四散霧散ッ!?
これは酷い!かぁーっ!!折れた物を再利用しようなんて思うのがいけなかったのでしょうか!?」
殺気の弱まったフリードに木場が一気に詰め寄る
木場の聖魔剣はエクスカリバーを砕き、フリードを斬り払った
「見ていてくれたかい?僕らの力は、エクスカリバーを超えたよ・・・」
「せ、聖魔剣だと?あり得ない、反発し合う2つの要素が混じり
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