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転生とらぶる
マブラヴ
ゲート 自衛隊彼の地にて、斯く戦えり
0911話
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ラーの居場所に。
 これが許されるか? 許される筈が無い。今の帝国の皇帝はモルトとかいう老いぼれらしいが、その間違いは存分に思い知らせてやろう。
 それこそ、この先二度とホワイトスターに手出しを出来なくなるだけではなく、夜がくれば怯えて泣き、風の音がすればビクつき、何かが落ちてた音を聞けば息を呑むような、それくらいの仕打ちで済ませてやる予定なのを考えると、俺は聖人君子じゃないかと思ってしまう。
 ……もっとも、それを昨夜ベッドの中でレモン達に言ったら何故か呆れられたが。
 そんな風に考えつつ、遠征軍の用意が出来たのを見計らって全機に通信を送る。

「ホワイトスターに対して侵略を仕掛けてきた挙げ句、この地を自らの領土とするかの如く宣言をした国家、それがこの門の向こうにある帝国という国だ。自らの力を過信し、相手の力量を調べもせずに軍事行動を起こすような者達だが、行動には結果が伴う。そして何よりも責任が伴う。帝国の皇帝とやらにも、当然その責任を取って貰う事になるだろう。己が犯した過ちを、その身を以て。向こうの世界へと通じているこの門は、皆がよく知っているシャドウミラーのゲートとは全く違う何かで出来ている。それ故に、向こうへと渡った時にどのような事になるのかは分からない。捕虜からの情報によれば門の向こうはアルヌスの丘と呼ばれる場所らしいが、それとてもこの門が転移装置である以上は今もそこに繋がっているとは限らない。……だが、俺は全く心配していない。この場に集ったのは各世界の精鋭部隊なのだから、帝国とやらが何をしようとも、こちらに被害を与える事は出来ないだろう。……故に、帝国に対して恐怖を植え付け、誰に対してその牙を剥いたのか。それを心身共に刻みつける事を期待する。では、帝国に対しての侵攻を開始せよ。嘲笑する虐殺者、ニーズヘッグの名の下に!」

 その演説が終わると、まず最初にメギロートとイルメヤがそれぞれ2列に並んで門を潜っていく。
 門を通る時に多少狭そうにしながら進んでいたが、それでも何とかつっかえる事が無いままに門を潜っていた。
 向こう側のアルヌスの丘とやらに軍隊が展開していれば、既に攻撃を開始しているだろう。
 メギロートとイルメヤが30機程通った後、次に進むのはギアス世界のKMF部隊。ガン・ルゥが20機程。続いてSEED世界からリニアガン・タンクとM1アストレイがMS運搬用トレーラーに乗って進み、マクロス世界からはVF-171がガウォークの状態で門へと突入していく。
 続いてはネギま世界から派遣された魔法使い……と、シャドウミラーから生身のムラタが量産型Wを率いて進み、最後にオウカ、スティング、アウルの4人とそれぞれの機体を乗せたトレーラーが門へと進んでいく。
 本来はその中にエキドナ辺りを混ぜたかったのが、特機はトレーラーで運ぶ
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