第九十話 それぞれの決意
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開く。
そこにはティアナと話しているルカとフレイモン、ストラビモンがいた。
フレイモンとストラビモンの姿を見た途端、ティーダはデバイスを起動させ、扉を開けるとフレイモン達に向けた。
ティアナ「に、兄さん?」
ティーダ「ティアナ、そいつらから離れろ!!吸血鬼の仲間かもしれないんだ!!」
ルカ「はい?」
フレイモン[おいおい、何いきなり訳の分からないことを]
ティーダ「妹から離れろ!!」
ティーダはフレイモンに魔力弾を放った。
ティアナ「止めて!!」
ところが、ティアナはストラビモン達が攻撃に晒されるのを防ごうと、両手を広げ、立ちはだかるが、迫る魔力弾からティアナを守るため、ストラビモンはティアナを突き飛ばす。
ストラビモンは魔力弾を喰らい、壁に叩きつけられた。
ティアナ「ストラビモン!!」
壁に叩きつけられたストラビモン近づくティアナ。
ストラビモン[大丈夫だ。これくらい何ともない]
ストラビモンはムクッと起き上がり、無事であることをティアナに言う。
ティーダ「か、庇った…?」
ティーダは先程のストラビモンの行動に戸惑った。
その時、頭を強い衝撃が襲い、ティーダは失神した。
ルカ「ふう…」
拳を握り締めているルカ。
どうやら頭を殴って気絶させたようだ。
ティアナ「…兄さん、大丈夫かな?」
フレイモン[大丈夫。気絶しているだけだからさ]
ティアナ「ストラビモン?」
ティアナはベランダに向かうストラビモンに気付き、声をかける。
ストラビモン[ティアナの紋章が必要だ。俺はそれを取りに行く]
フレイモン[待てよ。俺も行くぜ]
ストラビモン[お前は連戦で疲れているだろう?ここは任せておけ]
ストラビモンはそう言うと一気に跳躍した。
ルカ「さて…気絶させておいて何ですけどこの人を寝かせないと。何処に置けばいいでしょうか?」
ルカはティーダを持ち上げるとティアナに尋ねる。
ティアナ「兄さんはソファに寝かせておけばいいよ…ねえ…ストラビモン…大丈夫かな?」
ルカ「分かりません…ヴァンデモンに会わなきゃいいんですけど…」
ティアナ「帰ってくるよね…?ストラビモン…」
街中ではヴァンデモンのアジトに急いで向かうストラビモンの姿があった。
大輔「…?」
それを窓から見た大輔はブイモンと共にストラビモンを追い掛ける。
エリオ「父さん…?」
キャロ「何処に行くんだろう…?」
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