第九十話 それぞれの決意
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ヴァンデモンを撒いたルカは、リンディ達が暮らしているマンションの部屋に入る、
ルカ「お邪魔しま…」
フレイモン[おいおい、ルカ。お邪魔しますじゃなくてただいまだろ?]
ルカ「あ…ただいま……」
訂正され、慌てて言い直す。
かなり小さい声だったが…。
リンディ「お帰りなさい」
聞かれたと察したルカは恥ずかしくなりちょっとだけ横を向いてしまった。
ルカがただいまと言ってくれたので嬉しそうなリンディの姿を見てルカはますます気恥ずかしくなってしまう。
リンディ「お帰りなさい。スバルさんとギンガさんを送り届けて来たんでしょう?大丈夫だった?」
ルカ「…あ…はい。僕はただ…その…」
ルカが言葉を探している時、クロノが通り過ぎた。
クロノ「帰ってきたのか」
ルカ「はい…」
リンディ「さあ、外は暑かったでしょ?こっちにいらっしゃい」
リンディはルカの手を引いて、リビングに連れていく。
クロノもリビングに向かう。
リビングに入ったルカは、リンディが出してくれたキンキンに冷えた麦茶を飲む。
リンディ「よし、今日はお母さんが腕によりをかけて作るわね。何が食べたい?」
ルカ「えっと…何でもいい…です…」
リンディ「あらら…じゃあ今日はハンバーグにしようかしら?エイミィ、手伝ってくれる?」
エイミィ「はい!!」
リンディとエイミィがキッチンに向かう。
自然と取り残されるのは男性陣。
ルカ、クロノ「「………」」
フレイモン[(凄え気まずい…)]
フレイモンはリビングに充満する空気にフレイモンは溜め息を吐いた。
ナカジマ家に泊まればよかっただろうか?
クロノ「おい」
ルカ「は、はい…」
クロノ「そういう他人行儀な態度は止めろ。少なくても母さんはお前を息子のように思ってるんだからな」
ルカ「う…」
フレイモン[遺伝子上は親子な訳だしな]
ルカ「わ、分かりました…。」
香ばしい香りが漂う中、D-ターミナルからメールの着信音が鳴る。
ルカがD-ターミナルを開くと、メールの送り主はアリシアであった。
アリシア〈今日のニュースでクラナガンで謎の爆発っていうのをやってたんだけどもしかしてデジモンと会った?〉
ルカ〈はい。ヴァンデモンと戦いました。アリシアも気をつけて下さい。いつ何処で出るか分かりませんから〉
アリシアのメールに返信すると料理を持ったリンディとエイミィがニヤニヤと笑う。
実は血が繋がってるんじゃないのかこの2人?
クロノは呆れたように2人を見つめる。
エイミィ「ルカ
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