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少年は旅行をするようです
少年は剣の世界で城を上るようです 第八層
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で5mほど間を空け、続いて繰り出される拳をソードスキルに

分類されない"武器防御"で後ろの数人を守る。

20合程で漸くスタンが解け、バラバラと後退して行くと同じくしてノワールが

参戦、アリアのバフも掛かる。しかし先程より攻撃が激化し、攻めあぐねてしまう。


「「あと10秒!!」」

「さっきから何の事だよ!」

「良いから合わせろ、正面開けさせろ!!」

「無茶を言う。私が合わせるからキリト君も合わせたまえ。」

「更に難易度上がったぞ!?」


と、文句を言いながらもヒースクリフの後ろに付き、正面に突撃を仕掛ける。

5、二本をヒースクリフが弾く。そこに更に拳が二つ振り下ろされる。


「キリト君アスナ君!!」

「うぉおおおおおおおおおおおお!!」
ギィン!
「はぁぁあああああああああああ!!」
ガギン!

3、それをキリトとアスナがソードスキルで相殺させる。

2、それを横からの平手が挟み込みに来る。


「"海祓"!!」
ドゴォォン!!
「"マレフィス・アサルト"・・・!」
ギンギンッ!ドンッ!!
『グ―――――』


1、ノワールの薙ぎ払いとアリアの投擲+ドロップキックで最後の双腕が弾かれる。

0。全ての腕が弾かれた数瞬の隙。僅かな呻き声を上げたボスの前に立つ。

右手には黒い闇が宿り、左に持った大鎌は紫に輝く。


「"傲典"!」
ズドンッ!
『グゥォァァ「"蓮杖"!!」ォォオアアアアアアアアアアアアアアア!!』
ゴガァン!!
「"魔斬"――」
ザザザザザザザザン!!

右の正拳・石突による刺突が鳩尾に刺さり、そこに蓮の花が咲く。

続き腕と足にそれぞれ一撃ずつが刻まれる。残り1割。


『オォオオオオオオオオオオオオオオァアアアアアアアアアアアアアア!!!!』
バリバリバリバリ―――――――!!

そこまで来て、阿修羅像は自分の腕を四本?ぎ取った。

まさかそれを攻撃に使うのかと思いきや。


『あぐっ!がっ!オググググムグガガム!』

『『『くったっぁああああああ!?』』』


自分の腕を食うと、みみみみみみっ!と凄まじい速度でその多大なHPが回復。

一瞬で半分まで戻るのと同時。


「"戒尊"!!!」
ザ ン ッ ! !
『ルルルォオォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!』
ズラァァァァ―――

首を刈る一撃――つまり"観世音菩薩"で斬った同じ場所に斜めの斬撃が寸分違わず

吸い込まれる。回復した緑が黄色になり、一瞬で青がかった緑に全快し、

"観世音菩薩"の効果で赤く染まる。残り、一割。モーションが変わる。

口の中から三鈷杵の様な、
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