YES!ウサギが呼びました!
第十四話 「ペルセウス崩壊へのカウントダウン・・・・・・スタート」
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・・・先程『ペルセウス』に最終通告が出たといったが・・・・・・実際はもう手遅れな所まで来ていて、先日のボスを含めた幹部会議で『ペルセウス』の追放はほぼ確定しておるんじゃよ」
「ならなんでさっさと追放しないんだ?」
「うむ、それは『ペルセウス』の先代が元々、五桁でそれなりの勢力を持っていた事が問題になってくるんじゃよ、今の『ペルセウス』が『サウザントアイズ』を追放されれば六桁に降格するのは間違いない・・・・・・そこでルイオスの奴が先代の集めたギフトを元手に六桁で無茶なゲームをすればどうなると思う?」
「「「「「っ!?」」」」」
「最悪の場合、六桁を荒らし回り、規模を大きくした第二の『フォレス・ガロ』が生まれる可能性がある・・・・・・と言う事ですね?」
「そうじゃ、そのような行為は東の“階層支配者”(フロアマスター)として見過ごす訳にはいかん、そこで追放するギリギリまで『ペルセウス』の保有するギフトと資金を削り、コミュニティの規模を縮小・弱体化させる事にしたんじゃ」
「なるほど・・・・・・それで今回のゲームで最後の仕上げをしたいわけだ」
「そういう事じゃな、『ノーネーム』は『ペルセウス』のゲームとわしからとそれぞれ報酬を貰え、わしは『ペルセウス』を弱体化させることができる・・・・・・中々、悪い話ではなかろう?」
ニヤリと悪戯を仕掛けた悪ガキの様な表情を浮かべる白夜叉であった。
結局、この話を受ける事になった古城達の元に翌日、『ペルセウス』から一枚の『契約書類』(ギフトロール)が届く。
『ギフトゲーム名 “FAIRYTALE in PERSEUS”
・プレイヤー一覧 暁 古城
暁 雪菜
暁 零菜
逆廻 十六夜
久遠 飛鳥
春日部 耀
ジン=ラッセル
・“ノーネーム”ゲームマスター ジン・ラッセル
・“ペルセウス”ゲームマスター ルイオス・ペルセウス
・クリア条件 ホスト側のゲームマスターを打倒
・敗北条件 プレイヤー側のゲームマスターによる降伏
プレイヤー側のゲームマスターの失格
プレイヤー側が上記の勝利条件を満たせなくなくなった場合
・報酬 『ペルセウス』が勝利した場合
レティシア・ドラグニル、黒ウサギの身柄を『ペルセウス』に隷属させる
『ノーネーム』が勝利した場合
『ペルセウス』の保有するギフトの半分を提出する
・舞台詳細 ルール
* ホス
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