2部分:第二章
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断したらその時は、ですね」
「国がなくなりますね」
「連中にとっては我が国は小国だ」
最早国力がお話にならないまでに開いていた。何しろソ連の人口は優に一億を超える。それに対してフィンランドはだ。精々五百万といったところなのだ。
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