2部分:第二章
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う奴だったのか」
米田はここまで話を聞いて考える顔を見せた。そのうえでの言葉である。
「戦闘機殺しか」
「何でも代々騎士の家柄らしくて」
「軍人の家系だとか」
「騎士か」
米田は今度はその騎士ということに反応を見せた。
「イギリスの騎士か」
「はい、そうした意味では大尉と同じですよね」
「そうだな」
腕を組んで答えた言葉であった。それには根拠があった。
「俺は士族だしな」
「土佐出身でしたよね」
「ああ、そうだ。郷士の出だがな」
土佐藩では藩士と郷士の違いがかなりあった。坂本竜馬は郷士出身でありこのことが彼を新しい考えに導いたと言ってもいい。
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