マブラヴ
ゲート 自衛隊彼の地にて、斯く戦えり
0910話
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には、との注釈が付くが。
「分かりました、その辺は徹底させましょう。それと、参加人数に制限を付けた方がいいと思われますが」
「制限?」
レオンの言葉にムウが尋ねると、当然とばかりに頷く。
「全く未知の世界である以上、主戦力となるのは戦力的に最も上である我々シャドウミラーがいいでしょう。今までの役割的に考えても、他の世界からは文句が出ないでしょうし。それに向こうが降伏した後の条約で得られる利益は私達が多い方がいいと思われますが」
その言葉に数名が嫌そうな顔をする。
だが、同時にエザリアを始めとした内政に関して多少でも心得のある者は納得の表情を浮かべる。
確かにシャドウミラーは各世界と友好的な関係を築いている。だが、それはあくまでもシャドウミラーが圧倒的な存在であるが故の事だ。
勿論ウズミや近右衛門、星刻、ハワードといったようにその世界だったり、国だったり、組織だったりのトップが好意的なのは事実だ。だが、それはあくまでもトップ限定であり、その下にいる者達は必ずしもそう思っている訳では無い。
それらを考えると、レオンの提案を採用するのがいいだろうな。
……にしても、すっかり憎まれ役が板に付いてきたように見える。
鵬法璽で行動を縛っているとは言っても、本人が生き生きとその憎まれ役をやってるんだから、余程シャドウミラーの空気があったらしい。
まぁ、外交を含めた政治部門では実質的なNo.2だし……いや、それはフロンティア船団でも変わらないか。
ともあれ、何だかんだいいつつ馴染んできたようで何よりではある。
「では各世界から出して貰う戦力に関してですが……」
こうして、その後は門の向こう側に対する逆侵攻の計画について話し合うのだった。
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