第一章
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ちるからまたなっ!学校で話しかけるわ!」
そういってカズは、ログアウトしていった。まさかこんな長年一緒にゲームしてたやつが、身近にいるとは想像もしなかった。
月曜日、俺はカズが誰なのかどんな顔なのかって考え事ばかりしていたときに、後ろから声が聞こえた。
「優!」
振り向いても誰もいない。どういうことだ?確かに声は聞こえたはずだが…
「ここだよ!ここ!」
下を見ると異常に身長がちっちゃい男子がいた。
「もしかしてイマカズか?」
「そう!俺がイマカズ。今井一輝だ!」
マジかよ。言葉づかいからして、そこらへんのチャラチャラした、イケメンかと思っていた。でもちびのめがねだったとは。
「え、まじか」
俺は笑いを堪えきれなかった。さすがにこれは笑ってしまう。
「なんだよ!馬鹿にしてんのか?」
笑顔で言ってきた。
「正直チャラ男のイケメンかと、思ってたわ」
「うるっせーな。伸びないのはしょうがねーだろ」
そんなこんなで俺は友達がもう一人増えたのだった。
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