第一章
[3/4]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初
まうようになっていた。
やることも無く暇だったから、ゲームをすることにした。自分で言うのもあれだが、FPSは得意だ。所属してるクランはそこまで強くはないが、大会でもトップ50にはいつも入る。
一人でゲームをしていたらクランの人がオンラインになった。クランは全員で5人の小規模なクランだ。
■イマカズ「よぉ、優じゃん!久しぶり!」
■優「カズじゃん。久しぶりだな。」
クランの中でも強いほうのイマカズだ。初めてしゃべったときは思わず、どんな名前だよ―って声を漏らした。
■イマカズ「一対一やろーぜ!」
■優「いーよ。何にする?」
■イマカズ「もちろんスナイパー戦だろ」
スナイパー戦は得意だ。俺はまだ、カズに1敗もしたことが無い。
■イマカズ「今度こそ勝つからな!お前が最近インしない間に俺めちゃくちゃ練習したからな」
■優「上等だwwかかってこいww」
最近流行のWhite Ops 2 通称WO2だ。このゲームは”ファーストパーソン・シューティングゲーム”の略つまりFPSだ。FPSとは、シューティングゲームの一種で、主人公本人の視点でゲーム内の敵を撃つゲームだ。
■イマカズ「お前ほんとつえーな。一勝どころかキルすら難しいわ」
■優「なめるなwこれでも世界トップ50だぞw」
■イマカズ「そういや、そうだったな。あまり強くないクラン入ってるから忘れとったわw」
■「てか、俺の学校珍しくてよ、今頃実力テストなんだー。マジありえなくね?」
おい、こいつなんていった?ありえない。俺の学校も今度実力テストがある…でもそんなわけのわからん偶然ある分けないよな―と自分を説得する。そんなはずがないと思い一応いってみる。
■優「おぉ、お前もか。俺もなんだよな」
■イマカズ「マジか?!お前なんていう高校だ?まさか俺と同じだったりして―ちなみに俺は桜ヶ丘高等学校ってとこだ!」
うそ…だろ。その”まさか”じゃねーかよ。
■優「お、俺も桜高だぞ…」
■イマカズ「もしかして、優って吉川優?」
■優「ああ、そうだ」
■イマカズ「なんだ、今まですっげー怖いやつかと思ってたけど、全然ちげーじゃん!」
「はぁ」
安心からだろうかため息がでた。このまま避けられることだけはいやだったから。
■優「何だよそれ。まぁ避けられないだけ安心したよ」
■イマカズ「ほかのやつらも全員桜高の人だぞ!」
え、マジかよ…それはきついわ。俺ってわかったらほかのやつらクランから出て行きそうな予感がした。
■優「それ、やばくないか? みんなクラン出てくぞ」
■イマカズ「そんなことないよ!!みんな長年の仲間だろ!」
まぁ、確かにこの面子でWO2やってるのは、発売日から2年近くたつ。
■優「それなら、いいんだけどよ…」
■イマカズ「まぁ、俺そろそろ落
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ