第十四話 斎藤中尉!!サッカーも書いてみた!!その七
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「恥を捨てろ、良心もだ」
「そうすればですか」
「学者になれるんですね」
「イデオロギーだけを大事にするのだ」
他のものを一切捨ててだ。
「それだけをな」
「そうすればですか」
「左翼学者になれますか」
「そうだ、無論全ての左翼学者がそうではないがな」
「それでもですよね」
「本当に誰も言わなかったんですよね」
左系の学者達から慰安婦の話のおかしさについてだ。
「検証すればわかる話なのに」
「どう考えてもおかしいって」
「それでもですか」
「あの人達は誰一人としてですね」
「おかしいって言わなかった」
「本当に一人も」
「奇怪な話だがな」
まさに誰も言わなかったのだ、従軍慰安婦という存在がどれだけおかしな存在であるかということをである。
「事実だと言っていた」
「証言の度に生年月日が変わっていてもですね」
「慰安婦になった経緯やいた場所が違ってても」
「それはそれ、とかですか」
「言っていたんですか」
「そうだった、とある新聞に慰安婦強制連行の証拠が出たがな」
それもだったのだ。
「悪質な業者を取り締まる文章だった」
「それを強引に、ですよね」
「証拠ってしたんですよね」
「何か大スポより酷いですね」
「大スポはギャグですけれど」
それで一面で宇宙人を出したりするのだ、あからさまにおかしな記事を堂々と掲載するがこの新聞紙の場合はなのだ。
「あれは皆わかってますから」
「ギャグだって」
「笑わせる為の記事で」
「けれどあの新聞は」
「読者を騙し自分達の望む方向に動かす為にだ」
それを目的として、というのだ。
「意図的にだ」
「そうした風に書いたんですね」
「事実を捻じ曲げて」
「それを見付けたという学者もだ」
とあり法学で有名な大学の教授である。
「それをあえて出したのだがな」
「何かその教授も胡散臭いですね」
「怪しい人っぽいですね」
「保守勢力という言葉を使っていた」
悪田部はここでこのことをだ、二人に言った。
「こうした言葉は普通の人間は使わない」
「あっちの人ですか」
「左系の」
「そうだ、今ではこの件の捏造が公にされてだ」
そして、だった。
「捏造を行った輩は全員日帝衆に斬首とされた」
「斬首なんて生ぬるいですよね」
「そこまで悪事をした連中なんて」
「それこそこの作者の作品だったら鋸引きですよ」
「日帝衆は残虐性が滅茶苦茶低いからそこまでしませんけれど」
他者を貶める為に捏造を行いそれを吹聴する、これは殺人にも匹敵する悪ではないだろうか。そしてそれは相当に卑しい行為ではないだろうか。
「それでも何ていうか」
「左系の学者さん達が誰も検証しなかったのは」
「本当に酷い話ですね」
「おかしいですよね」
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