暁 〜小説投稿サイト〜
リリカルアドベンチャーGT〜奇跡と優しさの軌跡〜
第八十九話 渋谷とはなんぞや?
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力者であるパンプモンだけだったのだが、友達ということでゴツモンもついてきたらしい。

ルカ「デジタルワールドに帰りたくありませんか?このまま奴の手下でいたら暗黒進化させられますよ?」

パンプモン[そりゃ分かってるけどさ…]

ゴツモン[どうやって帰るんだよ?]

ルカ「ドクターに頼んであげますよ。ドクターならデジタルワールドに転送出来ますから」

パンプモン[マジで?選ばれし子供って凄えな]

ルカ「…ドクター、デジモン2体をデジタルワールドに転送を…」

ルカは通信機でスカエリッティに転送の要請をする。

ルカ「後数分でデジタルワールドに帰れますよ。お別れですね、パンプモン、ゴツモン」

パンプモン[おう、色々ありがとな兄ちゃん]

ルカとパンプモンが別れの挨拶を交わし、握手をしようとした瞬間。

ヴァンデモン[何をしている?]

ルカ「ヴァンデモン!!」

ヴァンデモン[何故、選ばれし子供達と共に行動している?]

パンプモン[そ、それは…]

ルカ「させるか!!」

咄嗟にヴァンデモンに向けてD-3の光を向ける。
いきなり神聖な光を受けたヴァンデモンはたじろぐ。
その隙にパンプモンとゴツモンは転送された。

フレイモン[逃げるぞ!!]

クロアグモン[逃げるだと!!?]

フレイモン[俺達だけじゃあ、あいつには敵わない!!お前が本来の力さえ使えれば別なんだろうけどな!!]

クロアグモン[チッ…]

再び街中に戻る。
人混みに紛れたパートナーデジモンと人間を捜すことは、流石のヴァンデモンも出来はしないのだった。






























おまけ〜ホワイトデー〜

ホワイトデー。
それは男が女性からもらったチョコレートのことで苦悩する日であった。
しかし、大輔、賢、ユーノが頭を悩ませる中、ルカは綺麗な箱にスバル達が喜びそうな物を入れて、差し出した。

ルカ「スバル、ティア、ギンガ。バレンタインのチョコレートのお礼です。三人がくれたチョコレートはとても美味しかったですよ…手作りがいいかなと思ったんですが、僕はお菓子作りはやったことないので…」

スバル「開けていい?」

ルカ「どうぞ」

にこやかに笑いながら言うルカにスバル達は箱を開けた。
箱の中には色とりどりのキャンディー、マシュマロ、クッキーが入っていた。

ギンガ「わあああ…」

キャンディーもマシュマロもクッキーも高級菓子店の物で、ギンガ達は目を輝かせた。

ティアナ「いいの…?これ凄く高いのに…」

自分達は普通の材料で作ったチョコレートを渡しただけなのに、こうまで豪華
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