第2章
[1/4]
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
家に帰ると、中から誰かが出迎えてくれた。
飛翔「誰だ!?」
「刀をお納め下さい。私は、飛翔様のお世話をさせて頂くロベルタです」
飛翔「!?」
名前を聞いて驚く。ロベルタと言えば、ブラックラグーンのキャラで、女版ターミネーターと言ってもいい。
飛翔「・・・何でロベルタがここにいるんだ?俺が頼んだ覚えはないけど?」
ロベルタ「地上での生活をサポートするために、私は呼ばれました」
飛翔「確かに・・・女版ターミネーターがいれば、無敵だわな。取り合えず、これから宜しく」
ロベルタ「宜しくお願いします飛翔様」
取り合えず、これからロベルタと一緒に過ごす事になりそうだ。翌朝、俺は通うことになる白鳳女学院にやって来た。
飛翔「ここか〜」
建物を見ながらそう言う。
飛翔「けど・・・視線が辛い」
そうなのだ。さっきからすれ違う生徒はもちろん、離れたところからの視線も辛い。俺はさっさと職員室に向かった。
飛翔「すみません。今日から通うことになりました有里飛翔です」
「君がそうか。今回のテスト生に選ばれた男子生徒は」
飛翔「はい。宜しくお願いします」
「宜しく。なら、君の教室に行こうか。君の事は、入学式や始業式に校長が説明してくれてるから。質問攻めになると思うが、頑張って」
飛翔「あっ・・・はい」
そして俺と担任は、教室に向かった。
「ここが今日から、君の教室の1年雪組だ。私が呼んだら入ってきなさい」
先に担任が教室に入っていく。
「席につけ〜!早速だが、転校生を紹介するぞ。噂になってる、男子生徒だ。入ってきなさい」
呼ばれたので、教室に入る。入ると同時に、女子生徒の視線が一気に此方を向く。
飛翔「え〜、先程紹介されました男子生徒の有里飛翔です。白鳳女学院を共学にするためのテスト生に選ばれました。男子が来て戸惑うと思いますが、仲良くしてください。宜しくお願いします」
『は〜い!!』
「自己紹介も終わったし、有里はあの席に座れ」
端末を弄り、俺が座る席に矢印を出して言う。俺は指定された席に座る。
「さて、一時間目の授業は、有里に質問コーナーにする」
それから一時間、質問攻めにあった俺はグッタリしていた。
飛翔「は〜・・・ようやく解放された」
「大丈夫?」
俺に声を掛けてきたのは、この世界の主人公である加藤茉莉香であった。
飛翔「そう見えるなら、いい眼科に行くことをオススメする」
茉莉香「だよね〜。私は加藤茉莉香。よろしくね」
「私は、茉莉香の友達の遠藤マミだよ」
飛翔「俺の自己紹介はいいよな?」
茉莉香「そうだね。気軽に茉莉香って呼んでね。私も飛翔君って呼ぶから
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ