堕天使と聖剣
15聖剣使い
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が悪魔になんて?」
「俺はフェニックスと人間の肉体に変わる事ができるんだ、たまたま人間の時にトラブルで死にかけて我が主のリアス・グレモリー様に転生させてもらった」
「ヤマト」
おっとこれは失礼した。
「うちの眷属がゴメンなさい。……私が魔王の妹だと知っているんだし、あなたたちも相当上に通じている者たちのようね。ならば、言わせてもらうわ。私は堕天使などと手を組まない。絶対によ。グレモリーの名にかけて。魔王の顔に泥を塗るような真似はしない!」
もしもの場合は俺が二人を狩るがな
ゼノヴィアは構えを解いた。
「それが聞けただけでもよかった。いちおう、この町にコカビエルがエクスカリバーを3本持って潜んでいることをそちらに伝えておかなければ、何か起こったときに、私が、教会本部が様々なものに恨まれる。まあ、協力は仰がない。そちらも神側と一時的にでも手を組んだら、三すくみの様子に影響を与えるだろう。特に魔王の妹と我らが師ヤマト『聖獣フェニックス』なら尚更だ」
ゼノとリナは立ち上がり
「失礼する」
出入り口に歩き出したが途中だ足をとめアーシアに視線を向けた。
「もしやと思ったが、魔女のアーシア・アルジェントだな?まさかのこの地で会おうとは」
その言葉を聞いて、アーシアは身体を震わせていた。
イリナもそれに気づいてマジマジと見る。
「あなたが、噂になっていたと言う元聖女さん?
悪魔・堕天使も癒す力を持っていたらしいわね?
追放されてから、何処かに流れたと言うけど、悪魔になるなんてね・・・。」
「・・・あ、あの・・・わ、私は・・・」
「聖女と呼ばれていた者が堕ちるところまで堕ちたものだな。まだ我らの神を信じているか?」
「ゼノヴィア、悪魔になった彼女が主を信仰している筈はないでしょう?」
「いや、その子から信仰の匂い、香りがする。
抽象的な言い方かもしれないが、私はそういうのに敏感でね。
背信行為をする輩でも罪の意識を感じながら、信仰心を忘れない者がいる。
それと同じものがその子から伝わってくるんだよ」
「そうなの?アーシアさんは悪魔になったその身でも主を信じているのかしら?」
「・・・捨てきれないだけです。ずっと、信じてきたのですから・・・」
「そうか。それならば、今すぐ私達に斬られるといい。
今なら神の名の下に断罪しよう。
罪深くとも、我らの神ならば救いの手を差し伸べてくださる筈だ」
その言葉に部室の空気が重くなる。発信源はヤマトである
「その言葉はお前らからの挑戦と受け取っていいんだな?」
「───ッ」
「どうした?殺るなら来いよ!」
「遠慮したいが無理だろうなぁ」
「当たり前だ。仲間の侮辱
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