堕天使と聖剣
15聖剣使い
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エクスカリバーはそれぞれ特殊な力を有しているの。こちらはプロテスタント側が管理しているわ」
イリナが得意げに説明してくるけど……。
「そんなのがエクスカリバーか?」
「ヤマト」
「なんだと?」
あっ……本物作れるし本物見たからつい
リアス様が俺を軽く睨み、ゼノヴィアが俺を鋭く睨んだ。
「面白いことを言う悪魔だな」
目が笑ってない。
とりあえず、一方後に下がった。
すみませんリアス様!
エクスカリバーの登場によって木場の殺気が倍増したが、話は進み、1本は行方知らずだったが、それ以外の聖剣をカトリック教会、プロテスタント、正教会から2本ずつ持っていたそうだが、各陣営から1本ずつ奪われ、犯人が日本へ逃走。この土地へいるらしい。
犯人の目星はついていて、堕天使の組織【神の子を見張る者
(グリゴリ)
】の幹部、コカビエルだそうだ。
あの馬鹿堕天使が!
「それで、私たちの依頼――、いや、注文とは私たちと堕天使のエクスカリバー争奪の戦いにこの町に巣食う悪魔が一切介入してこないこと。――つまり、そちらに今回の事件に関わるなと言いにきた」
ゼノヴィアの物言いにリアス様の眉が吊り上がる。
「ずいぶんな言い方ね。それは牽制かしら? もしかして、私たちがその堕天使と関わりを持つかもしれないと思っているの? ――手を組んで聖剣をどうにかすると」
「本部は可能性がないわけではないと思っているのでね」
リアス様の瞳に冷たいものが宿った。かなりキレてよ。
まあ、自分の縄張りを荒らされているのに黙ってろはないよな〜。勝手に張ってる縄張りだったとしても。
「上は悪魔と堕天使どもと同様に信用していない。聖剣を神側から取り払うことができれば、悪魔も、万々歳だろう? 堕天使どもと同様に利益がある。それゆえ、手を組んでもおかしくない。だから、先に牽制球を放つ。――堕天使コカビエルと手を組めば、我々はあなたたちを完全に消滅させる。たとえ、そちらが魔王の妹でもだよ。――と、私たちの上司より」
ゼノヴィアはリアス様の睨みに臆する事もなく淡々とした口調だ。
「じゃあ、俺に狩られる覚悟はできてんだよな?」
「――っ!?」
俺の殺気に2人は素早く聖剣に手をかけて戦闘態勢を取った。
「貴様何者だ!」
おいおい態度がでかいなぁ
「お前らの師と言えばわかるかな?」
「「え……………」」
リナとゼノが驚いている
「「「「「えぇぇぇぇぇぇ!」」」」」
グレモリー眷属のメンバーも驚いている。
「本当にお兄ちゃんなの?」
最初に口を開いたのはイリナ
「ああ、そうだよ。」
「なぜ、あなた程のお方
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