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大陸の妖精
妖精女王の明日
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るアルト


そんなアルトを見たエルザは左目に涙を浮かべていた



アルト「二度とこんな事するな・・・」


エルザ「アルト・・・」


アルト「するな!!!!」


エルザ「・・・うん」


エルザはしばらくアルトを見つめ、やがて柔らかな笑みを浮かべて自分の額をアルトの額にくっつけた



エルザ「アルト・・ありがとう」


そっとアルトの濡れた頬を撫でる



エルザ「(そうだ・・・仲間の為に死ぬのではない、仲間の為に生きるのだ)」


そしてエルザはアルトと共に顔を上げ、立ち上がる



そして自分の仲間達に向かって微笑みかけた



エルザ「(それが幸せな未来につながる事だから)」


そんなエルザの右目からは本来出るはずの無い涙が流れていた



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