マブラヴ
ゲート 自衛隊彼の地にて、斯く戦えり
0909話
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かって走ってきて……
「っjmなk@じゃp@たmp!」
「っやh、あ:lmなztぽあ!」
恐怖を滲ませた大声で叫ぶ。
その言葉に何故か俺を囲んでいた騎士達の動きが固まり、次の瞬間にはその理由が判明した。
建物の陰から蜘蛛を模したような機体が現れたからだ。
イルメヤ。シャドウミラーの主戦力の1つである無人機だ。
そのイルメヤの尾から、逃げていた3人へと向かってスパイダーネットが放たれ、絡め取って1歩も動けなくする。
どうやら捕獲を最優先にしているらしいな。
恐らくエザリア辺りの指示だろう。向こうの世界の情報源は多ければ多い方がいいって事か。
……となると、やっぱりこいつらも不必要に殺す訳にはいかないな。
本陣と思しき場所に配属されている奴等だ。恐らくその殆どがある程度の地位を持っていたり、あるいは精鋭だったりするんだろう。
「ま、しょうがない。お前等生き延びる事が出来て運が良かったな」
「やljはth@あhか@t?」
言葉は分からないが、恐らくは何を言っている? とでも言っているのか。
だが、言葉を発しつつもこちらに向かってくるイルメヤに気を取られない訳にはいかず……次の瞬間にはメギロートが3機に追加のイルメヤ5機が姿を現し、目の前の相手を絶望へと突き落とす。
「取りあえず……お前達は捕まってろ」
パチンッと指を鳴らす。
その音がした瞬間、俺を取り囲んでいた者達は背後から迫ってくるイルメヤやメギロートを無視してこちらへと視線を向ける。
それ程の危機感を持ったのだろうが……既に遅い。
俺の影から伸びた影槍は無数に枝分かれしつつ広がり、こちらを包囲している者達を絡め取っていく。
ほんの一瞬。文字通りに1秒も掛からずにここに本陣を築いていた騎士や魔法使い、あるいは兵士は影槍によって絡め取られて地面に転がる事になる。
「jhj@あkj;ぁ4えtjはおいh!」
「y@pjksyj@lkszthpのいjtぱ」
「っj@あkjhまえ¥;htjわ」
自らの身体を縛り上げている影槍を見て、あるいはその出所である俺の方を見て何やら大声で喚いているが、だからといってどうという事もない。
何しろ、言葉が分からないのだから。
『アクセル代表、捕虜はどうしますか?』
シャドウの外部スピーカーから聞こえてきた量産型Wの言葉に、影槍で縛られている中の1人の頭をコツコツと蹴りながら口を開く。
「取りあえず隔離区画に放り込んでおけ。武器やら何やらは全て解除した上でな。隠している可能性もあるから、徹底的に調べろ。それから、杖を持っている奴は魔法使いだと思われる。俺達とは違う魔法体系らしいから、魔法発動体の類がなくても魔法が発動出来る可能性がある。その辺に注意し
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