マブラヴ
ゲート 自衛隊彼の地にて、斯く戦えり
0909話
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もう1人の騎士は何が起きたのか理解出来ないように大きく口を開けており、それは本陣付近にいる他の兵士や騎士も同様だった。
頭部を潰された男の死体から飛び出てきた眼球の部分を爪先で蹴り上げ、もう1人の男の口の中へと放り込む。
「えhた@0は!」
反射的に口の中に入った何かを飲み込み、そこでようやく自分が何かを飲み込んだのかを理解した男は、悲鳴を上げながら吐き出そうとその場に踞ってる。
自分の喉へと指を入れて吐き出そうとしている騎士の腕を掴み、そのまま捻りあげ……
ぶつっという音と共に、肘の関節からむしり取る。
「案@亜PKは@pじゃk@jtか、q亜@m」
悲鳴を上げる騎士が肘から先の無い腕を抱えて踞るのを見ながら、兜に包まれた顔面を真下から蹴り上げ、空中に浮かせて鎧に包まれた腹を思い切り殴る。
瞬間、生身のまだ残っていた手足は当然のこと、身につけていた甲冑までもが金属の破片となって盛大に弾け飛び、本陣でこちらを見ていた騎士と思しき者達へと降り掛かる。
あるいは弾け飛んだのが騎士の肉体部分だけであれば、顔面にその肉片がへばりつくような気持ち悪さだけで済んだのだろう。だが鎧までもが砕かれて降り注いだ結果、まさに散弾でも間近で食らったかの如き状態となる。
「はktj」@のkjh、じゃt@じゃj!」
「js、y@lyjpか^@jか4かえtpjk!」
踞り、何かを叫ぶ騎士達。
その声が引き金となったのだろう。残りの騎士達も皆が剣や槍を手にこちらへと向かってくる。
……ふん、俺達の言語とは全く違う言語、か。そのサンプルを作る為にも数人は生きて捕らえておいた方がいいか。
向こうの世界の事情も聞かなきゃいけないしな。
となると、広範囲攻撃が可能な炎の魔法ではなく個別攻撃。
まぁ、それよりも……奴等の後ろにある門が問題だ。
このままこっちの力を見せつければ、奴等は逃げるだろう。ならどうする?
簡単だ。門の向こう側に逃げられないようにすればいい。そう、例えば俺が門と奴等の間に立ち塞がるとか……な。
「jん@おあjk@あ@pkじぇ!」
何かを叫びながら俺に向かって槍を突き立てんとする騎士の一撃を回避し、カウンターとして頭部へと拳を叩きつける。
先程の男同様に、頭部が砕けて地面に倒れ伏す男。
それを間近で見た騎士達は、一瞬足を止める。
その瞬間、瞬動を使って騎士達の横を通り過ぎ、その本隊のど真ん中を突っ切って、門との間に立ち塞がる。
尚、本陣を通り過ぎる時にかなりの数の騎士達を弾き飛ばしていたが、当然俺には何の被害も無い。
「jんjlyぱkjt@あjgま」
いきなり姿を消した俺を見て、先程まで俺を取り囲んでいた騎士達が騒いでいるが……
『紅き焔
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