第三十九話
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れちゃいけないから結界なんですよね・・・うぅ、動転してる・・・
周りの人に涙を見られないうちに四人の方を向いて、結界を張って・・・その瞬間に、手合わせが始まりました。
一輝さんたちの方は・・・
「「ノウマク・サラバタタギャテイビャク・サラバボッケイビャク・サラバタタラタ・センダマカロシャダ・ケンギャキギャキ・サラバビギナン・ウンタラタ・カンマン」」
ただひたすら火界咒を唱え、火の塊どうしをぶつけあわせています。
あれ、何千度くらいなんでしょう・・・?もっと上、なんでしょうか・・・?
で、もう片方は・・・
「力よ!」
「刀よ!」
拳と刀をぶつけ合わせて、ぶつけ合わせて、ひたすらそんな感じ、です・・・う〜ん、結界がなかったら・・・周りの、景色がなくなってましたね・・・
「これ・・・封印、かなりかかってます・・・」
「・・・え、これでなんですか?」
「はい・・・いつもなら、もっと、こう・・・地面の形が整ってない、です・・・」
何ででしょうか・・・絶句され、ました・・・
う〜ん・・・普段ならこんなじゃない、んですけど・・・まだ、見た目が地面ですし・・・
夏休み三日目
「はぁ・・・眠い・・・」
「一体何時までやっていたのですか?」
「一分前まで」
「なるほど、朝食・・・昼食?をとったら寝てください」
一輝さんが頷いたのを見て、わたくしは安心しました。さすがに、今無茶をする気はないみたいですね。
さて、どうしましょうか・・・お布団、もう洗ってしまいましたし・・・誰かほかの人の物を使おうにも、それも全て洗ってしまいました・・・
「ふぁ〜・・・zzz・・・」
「一輝さん、お食事をとりながら寝るのは危ないので止めてください」
「あ、ゴメン・・・」
それにしても一輝さん、一日寝てないくらいでここまでなるお方ではなかった気が・・・
そう言えば、ここ数日少々眠たそうでしたね・・・つまり、ここ数日寝不足だったところに徹夜を・・・?
「・・・一輝さん、夏休みが始まってから三日目なのですが、睡眠時間はどれほど・・・?」
「あー・・・今日は徹夜で、昨日は二時間、一昨日は・・・三時間、かな・・・」
夏休みが始まってからの睡眠時間、およそ五時間。
・・・眠くもなりますわね・・・その上、呪校戦の練習に教える側として参加されたり、席組みの方々との手合わせをされたり・・・よく倒れなかったものです。
となると、お布団は準備したいところですね・・・ふとした思いつきで全て洗うのは、これからはやめましょう。と、反省は後回しにして、今どうするか・・・
「zzzzzz・・・」
「・・・一輝さん、口を開けてください」
とりあえず、眠
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