第1巻
サツキの過去×雑魚との力比べ
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二年前から己の裡に眠るプラーナを鍛え、一年掛けて全ての基礎を習得したらしい。当然天眼通も使えるので、使って探そうにも速過ぎて見えない。
『おいおい、これくらいで見えないとはホントお前は雑魚に値する』
「ぐっ!出てこい!」
「俺はお前の目の前にいるんだよ!」
拳を放つ瞬間に斧の柄でガードしたらしいが、俺の拳の威力で後ろに下がった石動だった。二年かけて強さと傲慢さだったが、悪い夢を見ているかのような顔をしていたがこれは夢ではないと思いながら転がる石動の首根っこを掴んでからの投げ飛ばしながらの拳を体に痛めつけるようにラッシュの連続だった。いくら金剛通で全身硬化していようが、俺の攻撃は通っている。血反吐を地面に吐き捨てると、武器を構えていた。
「おや、まだやるの?正直言ってアンタ弱すぎだぜ」
「余裕ぶっこいてんじゃねえ灰村ああああああああァ。殺す!テメエはマジ殺す!その余裕振りをナマス切りにして、泣いて謝らせてから殺す!」
身を乗り出すようにして、巨斧の柄の底で何度も床を叩きながら、唾を飛ばして威嚇するが正直言って弱すぎる。
「口だけは余裕そうだな〜♪」
「死にさらせやあああああああ」
石動が怒りに任せて猪突猛進して来るし、巨斧を滅茶苦茶に振り回す。クロックアップしなくとも暴風の如き圧倒的迫力負けをしているが、分かりやすい脅威だ事。
「遅すぎて欠伸が出てしまいそうだな」
巨斧の暴風圏の中に恐れずに、軽くジャンプしてから構える突進ざまに叩き込まれる斧を軽く避けてから、すれ違い様に石動の腹に本気のほの字も出ていないが圧倒的な力を軽くしてから胴のところへ拳を振るう。
「ンシャアアアオラゴイッヂョォォォォォ」
奴は怒りで痛みを忘れていたからなのか、すぐさま反転して襲い掛かる。目は血走りで何を言ってるのかさっぱりだ、それにコイツは敗北を味わった事がないようなので衝撃拳を浴びせようかと思った。
「おいおい、ちゃんと日本語で話せよ。コミュニケーション出来ねえぞ?『衝撃拳は三連ではなく二連で良いと思うぞ?』そうか?まあ人間相手には堪らないくらいの痛さと衝撃を伝えるからな」
背を向けながら、後方宙返りしながら独り言をしていた。もちろん中にいるドラゴン達の一体であるクロウとな、アイツは三連衝撃拳の威力を知っているから。最早クロックアップしなくとも、雑魚の目の前に向きながら二連衝撃拳をお見舞いしてやった。
「グハアアアアアッ」
後から衝撃が伝わりながら、壁に激突したが念力で奴をここまで来させてからの前のめりとなり、四つん這いとなる。屈服させながらの屈辱を与える。
「おいどうした?弱い奴は《救世主》の面汚しだと言ったが、今のお前はその面汚しのようだな」
そし
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