暁 〜小説投稿サイト〜
遊戯王ARCーX 〜波瀾万丈、HERO使い少女の転生記〜
十一話 ーデート、なんです。ー
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ん。よければ足を運んでみてはいかがでしょうか?ただ不用意に近づけば、ベージさんに強引に彼方の世界にご招待してもらえますのでご注意を。」

「待て待て!?なんかおかしいって!暗黒界で麻雀ってなんなのさ!?」

デスガイドのぶっ飛んだ解説に思わずツッコンでしまった。
考えてみて欲しい。あのいかにも悪魔族です。と言う奴らが卓を囲んで麻雀とかシュール過ぎる。てか、グラファとか麻雀牌を持てるのか?

「ちっ、舐めやがって。何が暗黒界だ!そんなもの俺の炎王で焼け野原にしてやるぜ!」

と、煌々と燃える大地の中心でモヒカンが叫ぶ。

「舐めてる?まさしくその通りですよ。獅子は獲物を狩る時は全力を尽くすと言いますが……。それはタダの強者のする事。本当の強者という者はあなたたちみたいなどうしようもないほどの雑魚などを相手にするのは闘うなんてものには当てはまりませんよ。ただの前戯や暇つぶしです。そんなものに本気を出すなど馬鹿馬鹿しい。」

デスガイドは男の言葉を鼻で笑い飛ばすと今度は私の方へと向き、終わったらご褒美くださいね?とサディスティックな笑みを浮かべる。

……ご、ご褒美って何ですかね?ものすごく不安なんですが

先の事を考え、恐々としているとデュエルが再開される。

「『暗黒界の門』の効果を発動します。墓地のブラウを除外し、手札のグラファを捨て、一枚ドローします。そして、捨てられたグラファの効果を発動します。あなたの伏せカードを破壊します。」

「さ、させるか!チェーンして速攻魔法『禁じられた聖杯」を発動!バルバロスを選択し、効果を無効にする代わりに攻撃力を400ポイントアップさせる!どうだ!この攻撃力なら倒せねえだろ!」

これでバルバロスの攻撃力は元の数値へと戻り、さらに攻撃力が400ポイントアップする。一時的だが、これで暗黒界の門の効果を受けたグラファよりも攻撃力が上となる。

男はただの虚勢かデスガイドに挑発的な言葉を吐く。だが、デスガイドは終始笑顔を崩さず、男二人を見据え、

「攻撃力至上主義は絶滅したと思ってたんですけどね。まだ居ましたか。いっその事、今日ここで消しておきましょうかね?」

などと呟いている。

「『暗黒界の雷』を発動します。あなたのもう一枚の伏せカードを破壊し、その後、三枚目のグラファを捨てます。そして、効果で捨てられグラファの効果でバルバロスを破壊します。」

伏せられていた『スキルドレイン』が雷に貫かれ、バルバロスがグラファに容易く引き裂かれた光景を見た取り巻きは小さく悲鳴をあげる。

「ふふ、まだこんなものでは終わりませんよ?私はフィールド上のグラファ以外の暗黒界を手札に戻す事によって、墓地のグラファを特殊召喚します。私はベージを手札へと戻し、グラファを特殊召喚!
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