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遊戯王ARCーX 〜波瀾万丈、HERO使い少女の転生記〜
十一話 ーデート、なんです。ー
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の瘴気』と手札が捨てられる度に相手の手札を捨てさせる『強制接収』のそろい踏みに戦慄する。
もっとも男たちは1vs2という有利な状況にあぐらをかいて、慢心しているが。どうなっても知らないぞ……。
「俺のターン、ドロー!俺は手札から『神獣王 バルバロス』を妥協召喚!さらにカードを二枚伏せてターンエンドだ。」
『神獣王 バルバロス』地
☆8 ATK1900
バトルロワイヤルルールでは、一巡目は攻撃できない為、取り巻きのターンはやけにあっさりと終わりを迎える。デスガイドも暗黒の瘴気の効果を発動したいだろうが、相手の墓地にモンスターが居ない為、発動できない。
「私のターン、ドロー!おっと、いいカードを引きましたね。マジックカード『手札抹殺』を発動します。全員、手札を捨て、捨てた枚数分ドローします。」
三人とも捨てた手札は三枚。よって三枚デッキからドローする。だが、デスガイドの手札が捨てられた事で……。
「永続トラップ『強制接収』の効果発動!私の手札が捨てられた時、捨てた枚数分、手札を捨ててくださいな♪」
「「んなっ!?手札が!」」
ニッコリと笑ってそう言うが、やっていることはかなりえげつない。まさかの開始二巡目でハンデスコンボがきまり、男二人の手札は全て墓地へと送られる。そして、暗黒界の効果が発動される。
「さて、手札から捨てられた『暗黒界の狩人 ブラウ』、『暗黒界の術師 スノウ』、『暗黒界の尖兵 ベージ』の効果が発動されます。
逆順処理でまずは墓地のベージを特殊召喚。そして、スノウの効果でデッキから暗黒界と名のつくカードを手札に加えます。私は二枚目の『暗黒界の龍神 グラファ』を手札に加えます。そして、最後にブラウの効果で一枚ドローします。」
「んなっ!墓地から効果だと!」
カードが二枚加わり、手札は一気に5枚に。早速好きにやってくれという感じだ。
唯一の防御手段が残ってるのは、取り巻きの伏せ二枚とバルバロスだけ……。これはリーダーの方、死んだか。
「さぁて、本番はここからですよ。フィールド魔法発動『暗黒界の門』!」
デスガイドの背後に禍々しい彫刻の施された巨大な門が出現し、少しだけ開かれた門の隙間からは黒い瘴気が漏れ出ている。
そ、ソリッドビジョンがある分余計に怖い!?なんだろ、近くにいるだけでSAN値が……。
SAN値直葬にならないように気をしっかり保つと早速デュエルからただの蹂躙劇へと移ろうとしている三人の闘いに目を向けるとデスガイドが添乗員らしく、暗黒界の門の解説をしていた。
「えー、私の後方に見えますのは、『暗黒界の門』でございます。最近、暗黒界の方々は麻雀にはまっているらしく、運が良い方はグラファさんやハ・デスさんの対局を見られるやもしれませ
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