いちば模型店 ガンプラバトル大会3
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ゃあ一機だけのレースになったと? 」
「ええ」
なるほどなるほど。じゃあシノは確実に八位以内に入っているな。だって何も妨害ないから気にせず進めるし。
「あーあー。えー諸君!結果を発表する!ビリケツから言っとくぞ!八位はサオトメ ヒロヤ!七位は…」
ビリケツ俺かよ!やっぱり赤いののせいで時間をかけすぎたんだ!てか危なかった…。
「四位はトオサカ シノ!………二位はハルカゼ トウイ! 」
「なぬ!?二位!? 」
「ざまあ」
「ビリケツは黙ってなさい。にしても一位はどんだけ早かったの? 」
「一位はコムカイ ユウト!以上、三回戦に出場できるメンバーじゃ!三回戦は二人一組のバトルロワイヤルで戦ってもらう!時間制限は15分!なお組はくじ引きで決める! 」
「というわけで、こちらの箱から紙を引いてください! 」
順位とルールの発表をしたら、また店員が箱を持ってきた。
にしてもコムカイ ユウトね………。どんなガンプラなんだろう?
「やあコムカイ君。君も大会に来ていたんだな」
「あんたが学校に貼っていた紙を見て来たんだよヨシナさん」
遠くで、ヨシナが誰かと話している声が聞こえた。コムカイってアイツのことなのか?
「十中八九そうでしょ。コムカイ君って言ってたし」
「やっぱそうだよな。にしてもヨシナと知り合いなのか? 」
そんな話をしていたら、コムカイ ユウトと思わしき人物がこちらに来た。
「お前たちが天之川学園の奴等か。話はヨシナさんから聞いている。黒いビルドバーニングの使い手は誰だ? 」
「ケルサスガンダムだけどな。ちなみに俺だけど…」
手をあげて名乗りをあげると、驚いた顔をされた。
おい。それはいくらなんでも失礼じゃないか?
「こんなガンダムのガの文字もまともに知らなく、ガンプラは素組でしか作れなそうで、バトルも素人みたいな奴が使い手かよ。宝の持ち腐れじゃねえの? 」
プチン
俺の中の堪忍袋のおが切れた。
「おい!いきなり初対面の人間にそんな事言うのかよ!?確かにお前の言う通り………いや当てはまり過ぎているけど、何様だゴラ?てか名を名乗れ!!そして俺に謝罪しろ!! 」
「おいおい………名ならさっき店長が言ってたろ?俺の名前はコムカイ ユウトだ。そして、夢弓学園のレギュラーメンバーの一員様だ! 」
「レギュラーメンバー!? 」
こいつが夢弓学園ガンプラバトル部のレギュラーメンバー…。ヨシナと同等くらいの実力の持ち主か。
「サオトメ君の怒声が聞こえて来てみたら、一体何をやっているのかね? 」
どうやらあまりにも騒がしくしたため、ヨシナが駆けつけてきたようだ。
「ヨシナさん。別に何もやってねえよ
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