いちば模型店 ガンプラバトル大会2
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うする?
ハリセンで叩くとしても、絶対に撃破するまでにはいかないし………。
考えていると、容赦なしに攻撃を繰り返してくるエクストリーム。
「てや!はあ!だあああ!! 」
ちょっ!?まだ考え中!!ハリセンで拳の軌道を変えて外させてはいるが、これではじり貧だ!
ん?軌道を変える?さっきの攻撃を相手にぶつければ………よし!
空いている手でエクストリームの頭をぶん殴り吹き飛ばす。そして、こちらも後退する。
「さあ来い! 」
ハリセンの先を相手に向けて攻撃を誘う。ハリセンじゃかっこつかないなうん。
そうしていると、エクストリームはさっきと同じように拳に力を加えて突っ込んできたので、ハリセンを構える。
「シャイニングバンカー!! 」
「今だ! 」
突きだしてきた右手を左側から払うと、そのままエクストリームの体に突き刺さった。
「相手が悪かったな」
『BATTLE ENDED』
「ほっほー。まさかハリセンなんかで勝てるとは思わなかったぞ」
バトルシステムから出てくると、イチヨウさんとヨシナが迎えてきた。
「イチヨウさん…………あんたの仕業か!このハリセンは! 」
「いやーリンドウ君から話を聞くと、君なら何とかすると言っていたから箱をすり替えておいたんじゃ。まさか本当に何とかするとはビックリじゃな」
「いやはや。流石だったよサオトメ君」
「ヨシナ。イチヨウさんの方を、マジで何とかした方がいいぞ? 」
「それは諦めているよ」
そんな話をしていると、トウイとシノが来た。
「ヒロヤ君。君の武器ってなに? 」
「ハリセン」
返事をしたら、二人に思いっきり笑われた。
「ちょっ!ハリセンって!よく戦えたわね! 」
「ヒロヤ君。それはなかなか面白い武器だね! 」
「はあ?ふざけんな。そういうお前たちは何だったんだよ? 」
「木刀」
「傘」
よく戦ったなおい!
「イチヨウさん!この二人にも!? 」
「もち」
ピースサインで返答してきた。仕込んだのかよ。
「いやー。木刀はましだったんだけど、切れない切れない」
「傘も突く位しかできなかったし」
「そうか………お前たちも大変だったんだな」
「ほほ。さすがリンドウ君の言ってたチームじゃ。なかなかやるのう。ボソッ…いやマジで勝てるとは思わなかったわい」
イチヨウさん。聞こえてますよー?自分で仕込んどいて何ですか?悪ふざけは止めてください。
「さて、次のルールもすぐに説明されるから聞いてきた方がいいぞ? 」
「そんなことは早く言え!急げ! 」
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