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ガンダムビルドファイターズ 〜try hope〜
いちば模型店 ガンプラバトル大会
いちば模型店 ガンプラバトル大会
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「まぁその様子じゃ分からないっぽいし、私が当日に案内するから」

「ああ。助かる」

「じゃあ、九時半駅前に集合。遅れないようね」

「わかってるよ」

「りょーかい」

そんなわけで、無理矢理大会に出るはめになった。
めんどいなぁ〜。金曜日は休日なのに、ゆっくり寝てたいよぉ〜。





ーーー−−





金曜日、朝7時半に起床した。

「ふむ、まだ寝れるな。それに眠いし。よし寝よう」

俺は誘惑通りに従い、二度目の眠りに入った。





ーーー−−





そして、二度目の起床をする。
いい眠りだった!快調快調!さて時間は……。

………………。

あれ?おかしいな?メガネの度がずれてきたのかな?だとしたら今度直しに行かないと。

…ふぅ。現実逃避はこれぐらいにして、時間をもう一度見ると十時になっていた。やれやれ、まったくだなオイ。

…ってこんなことしている場合じゃねーー!!

大急ぎで服を着替え、スマホと財布をポケットに突っ込み、ケルサスガンダムを鞄に入れ、靴を履き家を出た。

誠意を見せろ俺!

そうして全力疾走で走るも、途中で疲れたので歩いた。





ーーー−−同時刻・駅前





「……遅い! 」

「もう十時過ぎたのに来ないね。案外拉致されたり」

「絶対に寝坊だわ。断言する」

「そんなこと断言されてもな〜」

本当に遅いな〜ヒロヤ君。女の子を待たせるのはよくないよー。
心の中でそう思っていたら、僕の中の何かが気配を察知した。

「シノさん。来たよ」

「えっ?どこにも見えないけど………」

「いや。僕の中のニュータイプ的な感がそう告げている」

「あなたニュータイプじゃないでしょ」

そう話していると、遠くから問題の寝坊助が見えた。





ーーー−−





ヤベェ!もうあれから時間が二十分過ぎている!
駅の近くに来たので再度走り始めた俺だが、120%間に合わないから、何か言い訳を考えてみた。

1.大荷物のおばちゃんを助けてた

2.ある組織の追っ手に追われてた

3.素直に寝坊したと言う

………個人的に2が楽しそうだな。1はもう都市伝説級の存在だしな。どこにいるんだよそんな人。
そんな事を思っている内に、二人のもとに着いた。

「悪い!遅れた! 」

「時間を見ればわかるわよ!たくっ………何かあったの? 」

おっ?まるで俺の考えてた通りの流れになった。
さて、読者の皆さん。あなたはどれを選びますか?
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