第十四話 斎藤中尉!!サッカーも書いてみた!!その五
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「そして賄賂を取り政治資金確保の手段は様々だ」
「謀略も得意ですしね」
「女好きですし」
「そうだ、しかしだ」
あらゆる悪を行うがそれでもなのだ。
「私はだ」
「それでもか」
「そうだ、薬には関係しない」
「それは何よりです」
「そんなことしたら駄目ですよ」
この作品が教育作品だからだ。
「本当に」
「それはお願いしますよ」
「わかっている、私も酒は飲むがだ」
「煙草もですよね」
「吸われませんね」
「煙草は嫌いだ」
実は嫌煙派でもある悪田部だった。
「吸わない」
「そうですよね」
「煙草も」
「身体に悪い」
こう言ってだ、そしてだった。
そうした話からだ、伊藤がまた言った。
「あと。お話を戻しますが」
「はい、色ですね」
「そっちのお話ですね」
「くれぐれも。お好きでも」
「溺れない、ですね」
「そのことが大事ですね」
「そうです、溺れると破滅です」
麻薬と同じだった、まさに。
「そうした漫画のヒロインも。作品が終わった後は」
「破滅ですね」
「廃人になって」
「そうなると思います」
物語がだ、例え快楽に溺れた中で終わってもというのだ。
「ですから」
「そうしたことも溺れたら」
「終わりなんですか」
「そういうことなのです」
性欲についてだけではなかった、このことは。
「あらゆることで」
「ですね、じゃあ」
「楽しみはします、何でも」
「けれど溺れることはしないです」
「女の子にも」
「遊びは溺れないことだ」
悪田部もそこは言う。
「日帝衆も遊ぶがだ」
「溺れはしていないですよね」
「日帝衆にしても」
「そうだ、彼等にしてもだ」
遊びはする、しかしなのだ。
「溺れはしない、決してだ」
「何か一人でソープランドのソープ嬢全員昇天させた日帝衆の軍人いたそうですね」
尚智は悪田部にこのことを問うた。
「何でも」
「そうだ、僅か一人でな」
「そのお店のお姉ちゃん全員ですか」
「その時店には十二人いたがだ」
その全員をというのだ。
「昇天させた」
「凄い絶倫ですね」
「日帝衆は慰安婦達と夜も昼も淫らの限りを尽くしたうえで戦場で女と見れば襲い掛かっていたと言われている」
「いや、それは嘘でしょ」
尚智もすぐに突っ込みを入れた。
「日帝衆は略奪暴行はしませんから」
「それはその通りだ」
「じゃあ何で戦場でなんですか」
「そもそも従軍慰安婦て未確認動物ですよ」
尚武は慰安婦について指摘した。
「どっかのマスコミと吉田でしたっけ。変質者がでっちあげた存在ですよ」
「そのこともその通りだ」
悪田部は尚武にもこう答えた。
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