憎悪との対峙
40 明かされた混沌
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ると思われるニホンI.P.C株式会社に向かう。
16時、ローカルネットワークへの侵入に成功、防犯カメラ等の管理システムからの情報により木場(クソ無能)が突入計画を立案。
同時刻、校舎内にロックマンと思しき電波人間が出現、戦闘を開始、警察、WAXA共に5分後に突入。
銃撃戦の最中、警察の特殊部隊・SWATのメンバーにValkyrieのスパイがいたことが発覚。
ロックマン、警官隊とValkyrieを共に撃退、人質を全員救出。
グラウンドで乱戦状態になるも圧倒し、ロックマンは逃亡、数名のジャミンカーが追跡したが返り討ち。
同じくWAXAの起動操作部隊が追跡したが、振り切られる。
19時、校舎地下のサーバールームからハードディスクを回収。
「こんなとこだろ?」
「あぁ…大体合ってる」
「!?アカツキ…お前…もう大丈夫なのかよ?」
「まだ休んでいた方が…」
3人が状況を整理している中、シドウはゆっくりと体を起こした。
「大体な…ここ、オレの部屋だぞ?寝てる側でこんな会議されてたんじゃ…」
ここはシドウの部屋だった。
いつも話し合いで使うミーティングルームでは会話は筒抜け、国家機密ともなるものを解析するとなれば、それなりに安全な場所を選ぶ必要があった。
「だってよぉ…普通にオペレーションルームで解析するっていうのもな…WAXAだってスパイがいないとも限らないし…それになんかあったら、お前が守ってくれるだろうし…」
「てなわけでここなら安全だと思ったわけですよ」
「…笹塚はともかく…マヤ…お前もやっぱりホントはか弱い女の子だよな」
「!?…うっせぇ…」
マヤは顔を赤らめ、シドウから目を逸らして少し笑みを浮かべた。
「フッ…ところで、リサ?高垣の端末から何か分かったか…?」
「Valkyrieの…計画の全てが…」
「!?マジか…」
リサはPCの画面をシドウの部屋の大型モニターに映した。
そして中に詰まっていた情報を表示させる。
一足先に中身を見てしまったリサだが、その内容は専門的で理解しづらい内容であるにも関わらず、恐ろしいものだということを肌で感じた。
震える指でファイルを開く。
するとそこには計画書のような文字列が並んだ。
「連中の計画の名前は…『Operation Nightmare(オペレーション・ナイトメア)』…」
「Nightmare(ナイトメア)…悪夢?」
「彼らの計画は3ヶ月前から始まっていました。近年、より高度な技術革新によって進歩し、東京や大阪などの都市と並ぶ程の規模となった反面、犯罪率の増加、治安が悪化の一途を辿るデンサンシティをターゲットに選び、法律では許可されていない違法な武器やダークチップを街中の人間に販売、更なる治安悪化を図
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