1部分:第一章
[3/3]
[9]前 最初 [2]次話
彼等は六月に攻め込んだ。だから一応夏があることも知っているのだ。もっとも肝心な時にやって来た冬将軍のせいで今戦線は膠着してしまっているのだが。ヒトラーもドイツ軍の首脳も冬将軍のことはわかっていたがその予想を越えたものであったのだ。それがロシアの冬なのだ。
「まあ夏まで待とうぜ。最悪春までな」
「そうするか。夏にはイワンは降伏だ」
この時はまだこう思えた。
[9]前 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ