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ソードアート・オンライン 蒼藍の剣閃 The Original Stories
コラボ編 Cross over the various world
Story-cross1-6 翡翠の剣士
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シャオンside
次の日の朝、俺はいつもより早く目が覚めたのでフローラの近くに置き手紙に似た何かをして外を歩いていた。
層の南端にある湖のほとりにある圏内村のホテル。
その近くを歩いていた。
「どこの世界でも……朝日は変わらず綺麗だな」
ちょうど太陽が出始めたころだ。
といっても太陽が見えるのって出始めか沈む前ぐらいだろうけど。
「そ……確かに
美
(
美しい
)
」
いきなり聞こえた声。
振り向いた方向にいたのは……翡翠色の目をした、不思議な雰囲気を纏う少女だった。
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
第3者side
ミヤビは3日前から泊まっているキリトのいるホテルで寝ていた。
今朝は何故だか眠れなくて早く目が覚めてしまったので、気分転換に一人で外を出歩いていた。
本当は……不思議なメッセージのせいなのだが。
『To翡翠の剣士ミヤビ
今日、君の世界に、異世界から来ている二人がいる。
『蒼藍の剣閃』シャオンと『剣の舞姫』フローラ。
せっかくだから、二人に会ってみてはどうだろうか?
特に、蒼藍の剣閃は彼自身の世界では最速を誇るプレイヤーだ。
From KZM』
「誰? まぁ、
探
(
探してみよう
)
」
ミヤビはキリトに一声かけた。
「気分転換に外
行
(
行ってくる
)
。
すぐに
戻
(
戻る
)
」
「行ってらっしゃい」
ミヤビはフーデッドローブを身に纏うと外へ出掛けた。
外では、朝日が昇っていた。
「…………綺麗」
そこに響く一つの声。人がいないために余計響く。
「どこの世界でも……朝日は変わらず綺麗だな」
『どこの世界でも』というフレーズに少し引っ掛かるが、ミヤビはそこまで気にはしていなかった。
が、しかし、彼に対して返答していた。
「そ……確かに
美
(
美しい
)
」
その少年
(
シャオン
)
の声が纏う雰囲気が、どことなくキリトに似ていた。
その顔がこちらを向く。
「君は?」
「…………そっちから
名乗
(
名乗って
)
」
――コハクより無愛想じゃん。まぁ、あの人とはタイプが違うんだけど
と彼は思ったが、名乗らないわけにもいかないので……
「シャオンだ。『蒼藍の剣閃』シャオン」
とりあえず名乗る。
「…………ミヤビ」
「じゃあ……ここは翡翠の剣士の世界なのか」
「何しに
来
(
来たの
)
?」
「新婚旅行…………かな。この世界が3つ目。
…
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