第八章;思わぬ再開。
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いられないですから、ゆっくり歩いてきたんですよ」
「目が覚めるまでまとう。ともかく木陰に運ぼう。」と抱きかけて奏多が運ぶ
「・・・ここは?ってあなたは」どうやら女が目が覚めたようだ。
「気が付いたようだな。俺は竜。お前は?」
「レイよ。王国のとこから逃げてきたのだけど気を失っていたみたいで」
「奏多の知り合いの?」
「ええ。」
奏多達は疲れていたらしく寝ていた。
「奏多と雫の顏を久々に見たくて、王国に来たら火の手が上がっていてね、あわてて逃げたのよ」
レイは巻き込まれたらしい。
「・・・レイ。お前なんでここにいるんだよ!」と目が覚めたように奏多が問い詰めて。
「奏多、落ち着いて。話を聞いてちょうだい」
「悪い。竜、席を外してくれ、俺はこいつに話がある」
「わかった。ほかのみんなも寝ているし海でも見ているよ」
「落ち着いていられるか?女で長髪でっていったらお前しかいないだろ!」
「奏多。変わってないわね。あの頃から、私は確かにあの王国にはいったわ、でもそこにいる竜したけれど私あなたと雫に会いたくてそこまで行って炎に巻き込まれたのよ」
逃げて船着きまで走っている途中で怪我をしたのよ。それでこの島の真ん中で気が付いたら倒れていた」
と弁解するレイ。
「・・・それならいいけど、俺は長身で長い髪でっていったら真っ先にお前を浮かんだ。だから戻ってきたんじゃないかと」
「にゃぁ。(抱き着く)おかえりレイさん話はずっときいてました」
「雫、長い間留守にして悪かったわね。今までよくあそこを守ってくれたわ」
「レイさんの帰りをずっと奏多さんは待っていた。あなたをずっと一体あなたなにをしていたの?」
「旅。旅をしたくなったのよ。あてもない旅を。でも黙って出て行ったは謝るわ。ごめんなさいね」
「それなら、一言くらい言えよ。俺はあの日からずっと待ってた。いつ来るか分からないけれど俺は・・」涙が超えそうになる奏多。
「奏多(抱きしめる)ごめん、でももう大丈夫よ。私はもうどこも行かないわ」
「・・・もう話は終わったか?」
「ああ。すまない竜。」
「さて戻りましょう。いつまでここにいても仕方ないわ」
「まずは、怪我の手当からだ。一旦王国に戻ろう」
「船着き場まであるけるか?レイ」
「大丈夫よ」
・・・船着き場までゆっくり歩いて、再び王国へもどることにした。では、レイではなかったらあの放火犯は誰の仕業?
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