第一印象と嫌悪
[5/5]
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
抜かす輩も居るからな。
「約束じゃなくて誓い……ふふっ……あはははははははは!」
急に笑いだした雪ノ下 姉。
腹を抱え、もがくように笑うその姿は俺を更にイラつかせる。
「ふふふ…ごめんね。
うん。ならその誓い、守ってもらうからね」
「……良いでしょう。では」
俺は椅子から立ち上がり、脇目も降らずに出口へ向かう。
後ろなど見なくてもわかる。この女、雪ノ下陽乃は笑っている。
自分の玩具を見つけた子供のように。そして、これからどうやって遊んでいこうかと言う楽しみを抱いて。
やはり俺はこの女が嫌いだ。
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ