第八十六話 迷子探しと出会い
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佐の娘さん達ね…」
リンディもデジタルワールドの話を聞いていたため、普通に返す。
クロノ「その仲間を集めないと次元世界に影響が起こるんだろう?」
大輔「ああ、デジタルワールドは俺達の世界の影だからな、今は影響はないけどいずれは…」
クロノ「選ばれし子供というのは全員、D-3を持っているのか?」
大輔「ああ」
クロノ「…分かった。こちらでも何とか探してみよう」
大輔「…明日からまた探しに行こう」
大輔達のいるマンションからかなり離れているビルの屋上にストラビモンが立っていた。
ストラビモン[………]
ストラビモンは目を閉じ、ヴリトラモンの言葉を思い出していた。
ストラビモン[あいつは…何故俺のことを……]
考えれば考えるほど分からなくなる。
ふとストラビモンの視界にオレンジ色の髪の少女が映る。
ストラビモンは少女を見た瞬間、懐かしさを感じた。
ストラビモン[何だ…?この感覚は…?俺はあいつを知っている…?]
ストラビモンは視線を横にずらすと少女が座っている場所の近くに…。
ストラビモン[D-3…!選ばれし子供か…!!]
ストラビモンはビルから少女のいるマンションのベランダに跳び移る。
ストラビモンはベランダの窓から侵入するが、入ろうとした瞬間、僅かに音が鳴る。
?「誰?」
少女がストラビモンの存在に気づく。
ストラビモンは身を固くする。
早く逃げ出さねば…。
?「ねえ、君。アグモン達のお友達?」
ストラビモン[何?]
少女の口から出たデジモンの名前にストラビモンは目を見開いた。
ストラビモン[何故知っている?]
?「アグモン、あっちのお家に住んでるの。公園に行けば会えるんだ」
ストラビモン[ほう…]
ストラビモンは少女の言葉から選ばれし子供が近くにいることを知る。
充分な情報を得ることが出来たので、後は少女を始末すればいい。
だが…。
ストラビモン[(何故…出来ない…)]
腕が動かない。
それどころか頭の中で警鐘が鳴る。
この少女を殺すな。
殺したら必ず後悔すると。
?「どうしたの?」
少女が不思議そうな顔でストラビモンを見つめるが、ストラビモンは何でもないと言うように首を振る。
ストラビモン[お前…名前は?]
?「名前?私はティアナ!!ティアナだよ!!」
ストラビモン[ティアナか…ティアナ、情報の提供感謝す
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