第八十六話 迷子探しと出会い
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ギンガが泣いているのを怪我をしたと勘違いしているルカ。
ギンガ「うぇええん……!!」
それからギンガは泣き止むまで、ルカに抱き着いていた。
ルカ「…そろそろクイントさんの所に帰りましょうか?」
ギンガ「うん…」
ルカはD-3を取り出すと反応のある方に向かって歩きだす。
スバルが持っていて助かった。
クイント「ギンガー!!」
ルカ達の姿を見つけたクイントが駆け寄って来る。
ギンガ「お母さーん!!」
クイント「何してたの!?」
ギンガ「迷っちゃったの…」
クイント「もう…気をつけなさいね?ルカ君、スバルの次にギンガまで迷惑かけちゃってごめんなさいね」
ルカ「いいえ…ギンガに怪我がなくて良かったですよ」
フレイモン[さあ、帰ろうぜ!!腹減ったなあ]
クイント「そうね、帰ったらお昼ご飯にしましょう!!」
スバル、ギンガ「「うん!!」」
クイント「今日はルカ君の食べたいのを作るけど…何がいい?」
ルカ「…オムライス…というのを食べてみたいです」
はやてに聞いて1度食べてみたいと思っていた料理を言う。
クイント「じゃあ今日のお昼ご飯はオムライスね!!」
ルカ「はい」
ギンガ「ルカ君」
ルカ「何でしょうか?」
ギンガ「手…繋いでもいい?」
ルカ「…勿論」
ギンガはルカの手を握る。
ギンガ「ありがとう…」
スバル「ギン姉ずるい!!私も私も!!」
スバルはルカの空いた手を握る。
スバル「ルカ兄、大好き!!」
ルカ「はい」
スバルとギンガとルカが仲良く手を繋ぐ姿をクイントは優しく見守っていた。
ゲンヤ「しかし、ルカ。お前、ギンガと何があったんだ?そんなに懐かれちまって」
ルカ「さあ…それも僕にも分からないんです。迷子になったギンガを見つけたらこうなりまして…」
昼食後、クイント手製の特大オムライスを平らげたルカはゲンヤと話していた。
ルカ「…そろそろですね」
ルカは時間を見ると、立ち上がる。
ルカ「…お世話になりました。ありがとうございます」
ゲンヤ「おう」
クイント「ルカ君、フレイモン君。いつでもいらっしゃい」
フレイモン[ああ、飯…美味かったよ。ありがとう]
スバル「ルカ兄…行っちゃうの…?」
ギンガ「ルカ君…」
目に涙を溜めながら言うスバルとギンガ。
ルカ「はい。でも大丈夫です、き
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