暁 〜小説投稿サイト〜
リリカルアドベンチャーGT〜奇跡と優しさの軌跡〜
第八十六話 迷子探しと出会い
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うけど…」

フレイモン[違う赤だ!!]

クイント「青よ、青!!」

本人よりも保護者達が盛り上がっている。
スバルは黒いシャツと黒いジーンズを持ってくる。

スバル「お母さん。これは?」

クイント「これは…」

フレイモン[案外似合うかもしれないな…よし、ルカ、着てみてくれよ]

ルカ「は、はあ…」

スバルが持ってきた服に決定したのだった。































服屋でルカの服を買った後、アイス屋へと向かったナカジマ家一行。
スバルはバニラ、ギンガはチョコ、フレイモンはストロベリー。
ルカはメニューを見てずっと悩んでいた。

クイント「ル、ルカ君?そこまで悩まなくても……」

ルカ「う〜ん…………」

スバル「ルカ兄?」

そしてルカは目をカッと見開き、口を開いた。

ルカ「抹茶アイスでお願いします(`・ω・´)キリッ」

クイント「そんなに悩んで抹茶なの…?(-.-;)」

ルカ「駄目ですか…?(-.-;)」

クイント「駄目じゃないけど…(^_^;)」

ルカは抹茶アイスを受け取ると一口食べる。

ルカ「!?…冷たい…けど、美味しいです…」

スバル「だよね!!アイスって美味しいよね!!」

ルカ「はい」

意気投合したルカとスバル。
フレイモンとクイントは微笑ましげに2人を見ていた。

フレイモン[こうして見ると兄妹みたいだな…あれ?ギンガは?]

クイント「え?いないの?」

フレイモン[アグモン達がいれば一発で分かったんだけどな…しょうがないな。ルカ、探しに…あれいない!?]

スバル「ルカ兄!?」

クイント「ルカ君までいなくなっちゃったの!?」

フレイモン[ルカーーーッ!!!!]

フレイモンの叫び声が木霊した。































ギンガ「お母さん…スバル…どこ…?」

ギンガは、目を離した隙に迷子になってしまった。

ギンガ「ここどこ?迷っちゃった……」

どこを見渡しても、ルカやクイント達の姿は見えない。

ギンガ「ぐすっ……」

目に涙を溜め、その場にしゃがみ込む。

ルカ「ギンガ!!」

ギンガ「え…?」

前を見るとこちらに駆け寄ってくるルカの姿があった。
ギンガ「ルカ…君?」

ルカ「帰るのが遅かったから心配しましたよ……大丈夫ですか?怪我は?」

ギンガ「うぅ…!!」

ギンガはルカに勢いよく抱きつく。

ルカ「…ギンガ、どこか怪我でも?」


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