第3章 新たなる好敵手
第15話 風神竜の導き
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らレベル4以下の風属性モンスター1体を選択して手札に加える。
●自分のデッキから風属性モンスター1体を選択して墓地に送る。
●自分の墓地に存在する《風神の巫女 ネーシュ》以外の攻撃力2000以下の風属性モンスター1体を選択して自分フィールド上に特殊召喚する。
《風神の巫女 ネーシュ》
ATK/1000→1500 DEF/1500→1100
「ネーシュの効果発動!召喚、反転召喚、特殊召喚に成功した時、デッキから風属性モンスター1体を墓地に送る!その効果で、俺は《フレスヴェルク・ドラゴン》を墓地に送るぜ!」
「ほう……自ら風神竜を葬るとはな」
「見せてやるぜ。これが、フレスヴェルクが俺に示してくれた可能性だ!リバースカードオープン!《風神竜の復活》!風属性モンスター1体をリリースし、墓地から《フレスヴェルク・ドラゴン》を特殊召喚する!」
遊雅がカードの発動を宣言すると、《風神の巫女 ネーシュ》が目を閉じ、両手を左右に広げた格好で、宙に浮く。
そしてその背後に、透き通った《フレスヴェルク・ドラゴン》の姿が現れた。
間もなく、風神竜の幻影の中に、風神の巫女は取り込まれる。
一瞬の輝きによって遊雅とバラムの目が眩んだ隙に、蒼い鱗を輝かせながら、雄々しき風神竜はその姿を現していた。
「《風神竜の復活》で特殊召喚された《フレスヴェルク・ドラゴン》は、攻撃力が500アップする!バトルだ!ゴッドバード・スラスト!!」
《フレスヴェルク・ドラゴン》
ATK/2500→3000→3500 DEF/1800→1400
《フレスヴェルク・ドラゴン》が、ジャイアント・キラーに向かって突進する。
それと同時に、バラムはカードの発動を宣言した。
「罠カード発動!《ガード・ブロック》!このターンの戦闘ダメージを1度だけ無効にし、カードを1枚ドローする!」
《ガード・ブロック》
罠カード
相手ターンの戦闘ダメージ計算時に発動する事ができる。
その戦闘によって発生する自分への戦闘ダメージは0になり、自分のデッキからカードを1枚ドローする。
「ジャイアント・キラーは破壊されるが、この戦闘によるダメージは0だ!」
《フレスヴェルク・ドラゴン》が、ジャイアント・キラーの胸部の穴を、その鋭い嘴で突き破る。
それによって、ジャイアント・キラーは消滅してしまった。
「ひゃっははははァッ!残念だったなァッ!俺は無傷だぜェッ!?」
(くっくっくっ、ドローしたのは《手札抹殺》……次のターンに召喚したブロンと、捨てられたゴルドを手札に戻して2体のグラファを特殊召喚すれば、俺の勝ちだッ!)
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