6奇襲
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夢があるんです。普通にお友達とお買い物したり・・・お喋りしたり・・・お友達といっぱい・・・」
アーシアは止め処なくポロポロと涙が流れた。
いくら、神器を持つ聖女とは言えまだ年端もいかぬ少女。
普通に女の子としての生活に憧れていたんだ。
俺は、アーシアをギュッと抱きしめた。
「大丈夫だ。俺たちがアーシアの友達になってあげる。ね、みんな」
「!!・・・ヤマトさん・・・」
「当たり前だぜアーシア」
「僕も今日あったばかりだけど友達だよ」
「はい」
「ふふ、私も今日からアーシアちゃんの友達よ。リアスはどうてしょう?」
「……まったく私だけ悪者扱いにしないでよ。歓迎するわアーシア」
「!!……皆さん……」
小さな聖女は俺の胸の中で泣いた。
さて、これからどうするかだ・・・、教会に戻しても、アーシアはきっと神器欲しさに殺される可能性がある。ここはこの手しか無いな。
「リアス様」
「アーシアを私の眷属にするのね?」
鋭い!
「はい」
「決めるのはアーシア本人よ、説明頼めるかしら?」
「はい、アーシア少しいいか?」
「なんですか、ヤマトさん」
目の下が赤く晴れ上がってる。つらかったんだろうな。
「アーシア教会に戻りたいか?もし戻りたくなかったらリアス様の眷属すなわち悪魔にならないか?」
「私は…………教会に……戻り……」
そこまで言い掛けたが突然窓ガラスが割れ俺の前からアーシアがいなくなった
「ヤマトさん!」
部室出入り口の方からアーシアの声が聞こえそっちをむくとアーシアをとらえてる夕麻の姿があった
「夕麻どうしてここがわかった?」
「あなたがここに逃げ込むのを部下がとらえててねそれに私は堕天使レイナーレよ」
イッセーがレイナーレにむかって動こうとすると
「動かないで!この子を殺すわよ」
ち……そうこられたら動けない
「動かなければいいんだな?動かなければ?」
「ええ、動かないで死ん…………ひぃ」
急にレイナーレがアーシアをはな膝から崩れ落ちる。
「ヤマトさん!」
アーシアがこちらに走って俺に抱きついて泣いている
「大丈夫か?」
「………はい」
レイナーレに顔を向けると恐怖で顔が歪んでいる
「ヤマト何をしたのよ」
「覇気を使っただけだ」
「覇気?」
リアス様含めその場の全員の頭の上に?マークが浮いている
「簡単に言うと殺気だ。外にいる堕天使もあいつと同じ状態だ」
「すごいわ」
「初めまして、堕天使レイナーレ。私はリアス・グレモリー。グレモリー家次期当よ。さて、貴女には消えてもらうわ……」
リアス様は恐ろしい
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